　【明慧日本2023年4月8日】（明慧記者・瀋容）神韻世界芸術団は3月21日から4月2日まで、台湾の台北演芸センターと国父紀念館で14公演を行った。観客の万雷の拍手とともに台北市での公演が円満に幕を閉じた。台湾各地から各界の名士が神韻の名声を慕って公演の鑑賞に駆けつけ、中華民国の頼清徳副総統も鑑賞に訪れ、「社会の多くの人々に、時間があるときに（神韻を）鑑賞することを希望します」と述べた。

　神韻の華麗な公演は、北台湾の観客に感激の涙をもたらし、彼らは、「創造主がいるに違いない」「神のご配慮を感じる」「神韻は神の代弁者」「神から私たちに賜った贈り物」と称賛した。そして、人間としての意義や天命に深い感動を受けたという。

3月21日午後、神韻世界芸術団は、台北の舞台芸術センターで満席の観客を迎えて公演が行われた。神韻のアーティストたちは、観客の熱意に応えて3回のカーテンコールを行った（大紀元）

4月1日、神韻世界芸術団は、台北の国父紀念館で公演が行われ、会場は熱い雰囲気に包まれ、観客の拍手が度々沸き上がり、神韻のアーティストが3度のカーテンコールに応じた（大紀元）

3月28日夜、台北の国父紀念館で行われた神韻世界芸術団の初演に、中華民国の頼清徳副総統が鑑賞に訪れた（大紀元）

　劇団団長「神韻の芸術監督が、神からの贈り物を人々に届けてくれたことに感謝する」

　「私は神韻を崇拝と畏敬のまなざしで観ている」と、3月30日夜、台北の国父紀念館で行われた神韻世界芸術団の公演を鑑賞した雷音劇坊の陳建霖団長は、心の底から感動と敬服を語った。陳団長は、「神韻を観るのが遅すぎた」と言った。

神韻を観た感想について、雷音劇坊の陳建霖団長は、「とにかく息を呑むほどすばらしかった」と話す（大紀元）

　陳建霖団長は、2020年の第16回ゴールデンパーム賞で審査員特別賞を受賞した。彼は神韻を「神の代弁者」と表現し、「彼（神）は神韻を使って、神がどのような存在であるかを人々に理解させています」「神が人々を導いてこのことを行っています。だから、『神から賜った贈り物』を届けてくれた神韻の芸術監督にありがとうと言いたいのです」と述べた。　

　最初の演目で、陳団長は圧倒されたという。「幕が開いた瞬間に衝撃力が強く、それは神韻が視覚効果を用いて、立ち昇る雲の神の画面、仙女の画面、創造主が衆生を救う画面を表現しています」と話す陳氏は、「他人から多く聞いても、自らの感受には敵わないです。私は魂が満足していると感じており、その満足は喜びの感覚を超えたものです」と語った。

　神韻が体現する内包について、陳団長は、「これまで多くの舞踊や演劇を観た中で、（神韻が）これほど完璧に表現されているのを見たことがないです。神韻はとても奥が深く、特にこの5000年の歴史の継承、演劇や舞踊の発展を含む、実はすでに5000年にわたって鍛えられてきたのです」説明した。

　陳団長の感得では神韻が伝える意識は、「（人は）正義の心を持たなければならないということです。神は永遠に正義の側に立ち、つまり、悪が善に勝つことはないと実感できます」と話す。

　陳氏は最後に、「みんなで立ち上がって拍手を贈るべきです」と言った。

　ギャラリー芸術顧問「伝統を取り戻し、生命の意義を探し求める」

3月26日午後、神韻公演を鑑賞した林丁禾氏（大紀元）

　「（神韻は）韻律と韻の味わいを通して神性を示し、人々の生命にある輝きを引き出しています」と話す、ギャラリーの芸術顧問である林丁禾さんは、神韻が舞台芸術の最も高いレベルを示していると評価した。

　アートギャラリーの専門コース講師、芸術顧問でもある林氏は、芸術公演には信仰的な精神が必要で、そうすれば「あのような豊富な内容、あのよう高いレベルが表現できる」ということを発見したという。同氏は、「（神韻公演の）故事の多くは、中国伝統の古典的な故事であり、公演を通じて、私たちを伝統的な文化のルーツに感動する感覚を呼び起こし、そしてつなげることです」と述べた。

　ここまで話すと、林氏は思わず涙が溢れ、「私たちは皆、骨の中にそのような血統を持っていますが、しかし『ルーツを失った』のです......。神韻は、人々が本来の良い価値を取り戻すために一生懸命に努力していると思います。これらのイデオロギーに左右され続けるのではなく、多くの人々が神韻を見た後にとても感動したというのも不思議ではありません......」と語った。

　企業会長「神が按配した素晴らしさを実感する」

3月29日夜、神韻公演を鑑賞した国際投資有限公司の徐惠貞会長と母親（大紀元）

　神韻が演じる中国の神伝文化は、国際投資有限公司の徐惠貞会長に感動を与えた。徐会長は、「最近の人は自分を信じすぎて、伝統的なものがもはや重要ではないと感じています。神韻は、人間と人間の最も基本的な関係、神との関係、神が私たちに何を望まれ、どうすべきかを示してくれました」と述べた。

　徐会長は、「私はこの公演が伝えようとしていることを明確に受け取り、つまり、私たちは自覚を持って、真の自我に立ち返り、意識を持た人になることです」と言った。

　徐会長は、「神が私たちに按配した素晴らしさは、人間としての基本的な規範に立ち返ることです。それは人々が真・善・忍を遵守することです」と強調した。

　国際ロータリー事務総長「創造主がいるに違いない、すべての人に天命がある」

3月25日夜、神韻公演を鑑賞した国際ロータリーの黄鈴翔事務総長（大紀元）

　「誰にでも天命がある」と話す、国際ロータリーの黄鈴翔事務総長は、「神韻の公演は、実際の形象を用いて、私たちに天命ということを理解させています。私たちは今生に使命があることを信じて、そして天命を見つけることです」と述べた。

　神韻を初めて鑑賞した黄事務総長は、神韻の芸術性は非常に高いレベルにあるという。「神韻は文化的な内包を取り入れ、美学的な方法で表現し、最終的には我々知識人が持つべき道徳的責任を引き出し、実は、誰もが生まれ持った使命を賦与されています」と語った。

　神韻の舞踊作品に見られる伝統文化の内包について、黄事務総長が最も感銘を受けたのは、忠誠と仁厚（慈悲の心の深い）という精神的価値だという。「今、技術はどんどん進歩していますが、もっと引き出されるべきことは人間や人間の温かさで、これは技術が決して代替できないものなのです。そして神韻は、人間の栄光を最大限に発揮させ、私たちを人間の本質に立ち返らせてくれます。私たちは人間本性の善の特質に立ち返り、より平和な社会のために貢献し、努力しなければなりません」と述べた。

　黄事務総長は、「創造主がいるに違いない。もし創造主がいなければ、私たちはこれほど多くのものを手に入れることはできないでしょう」と話す。黄事務総長は、人生における真・善・忍の意味について考えた。「私たちはますます謙虚になるべきで、天を敬い人を愛すべきです。私は神韻で語られる真・善・忍とは何を意味しているのか、ずっと考えていました。私たちはもっと誠実でなければならないし、永遠に善良を保たなければならず、いわゆる忍というのは、すべての物事に対して我慢するということに限らず、もっと寛容という概念もあると思いました」と語った。

　受賞弁護士「人間の仙境に身を置かれたようで、すべての煩悩を忘れる」

3月24日夜、神韻公演を鑑賞した蔡慧玲弁護士（新唐人テレビ）

　全体の感覚は、まるで人間の仙境にいるようで、佛光が普く照らし、神韻に深く感銘を受けたと話す蔡慧玲弁護士は、「あなたは仏法の力があることがわかるでしょう。もしあなたには信仰があれば、そのエネルギー場を感じることができ、そして心の奥底に入り込み、心から喜びを感じ、そしてすべての煩悩を忘れることができるのです」と述べた。

　蔡弁護士は、群王国際ビジネス法律事務所の会長であり、2019年アジア優秀会長弁護士賞、第64回世界優秀女性企業家および社会貢献賞など、多くの賞を受賞している。蔡弁護士は興奮した様子で、「神韻はとても高度な芸術であり、美と善良の現れです。私は完全にすべてを忘れ、このような次元の世界に生きている感じがしました」と語った。

　蔡弁護士は神韻が示す善はエネルギーがあると言い、「彼らの善良は内心から発しており、私は一種の良いパワーとエネルギーを持っていると感じることができます。神韻は、あなたの善良と愛の心を引き出し、そして深い感動を持たせ、あなたは全体のエネルギー場に溶け合い、仙境の中に生きているようです」「あなたは、人は必ず善に向かい、かつ利己的になってはならないことを理解し、ただ真に利他的になって無私になっていれば、それが実は一種のエネルギーであることに気づくでしょう」と言った。

　蔡弁護士は、「皆さん、一つの機会でもあれば神韻を観に来てください。本当に心が浄化され、奇跡を感じることができます。神韻は、あなたが舞台芸術を楽しませるほか、非常にポジティブでクリーンで高潔なエネルギー、一種の利他的で愛に満ちたエネルギー場を得ることができ、それはあなたの仕事や生活において、今後ずっと向上するポジティブなエネルギーをもたらしてくれます」と強調して語った。

　台湾大学元教授「神々は私たちを見守って下さっている」

3月23日、神韻公演を鑑賞した台湾大学応用力学元教授の陳兆勲氏（大紀元）

　「彼らは神聖なる使命を賦与されており、神韻のような特別な公演があれば、世界中の人々に見てもらえると信じている」と神韻を鑑賞したあと話す、台湾大学応用力学元教授の陳兆勲氏は、「我々は彼らをもっと大切にする必要があり、台湾は彼らをもっと支援する必要がある」と語った

　初めて神韻を鑑賞した陳氏は、称賛の声を上げずにはいられなかった。最初のシーンから、陳氏は神の恩寵を感じたという。「素晴らしかったです！　自分でも感じました。私たちは神々に見守られているのです。特に最初のシーンでは、神々が天から降りてきたとき、この社会が堕落しているから、彼らは世人を救っているのです！　特に中国社会は、あのように破壊され、それでも神々が見守ってくれているのです」

　陳氏は全世界の人々が神韻の鑑賞を希望しているという。

　建築家協会理事長「真善忍は欠点を補う良薬」

3月23日午後、神韻を鑑賞した中華民国全国建築家協会理事長の劉国隆氏（大紀元）

　「神韻は5000年の伝統文化の精髄を再現している」と話す、中華民国全国建築家協会理事長の劉国隆氏は、神韻を鑑賞して深く啓発を受けたという。「神韻の伝統舞踊を通して、私たちは人類の本当の善と真を見ることができます」と述べた。また、「神韻を観ることで、人生の多くの欠点を補い、世界を真の平和へと導くことができます」とも語った。

　劉理事長は最後に、「神韻は神がもたらす幸福であり、私たちへの祝福なのです。だから皆さん、ぜひ神韻を観に来てください」と呼びかけた。

　受賞ビデオ芸術家「神韻は中国人の精神を呼び覚ますことができる」

4月1日午後、神韻公演を鑑賞したビデオ芸術家の陳玉書氏（大紀元）

　「卓越していて、全く違う、本当に素晴らしい」と受賞歴のあるプロのビデオ芸術家の陳玉書氏は、神韻の美しさを彼の知る最高の形容詞で称賛した。

　陳氏は双眼鏡を片手に公演を鑑賞していたが、神韻のアーティストたちの敬虔な態度に、彼を感涙した。陳氏は、「若いアーティストたちは、苦労を別にして、とても誠実で素直な顔をしている。ダンサーが作品を解釈する上で、肉体と精神の合一は非常に重要な要素です。もしダンサーが、自分の生活の中で専念する理念がなければ、ただ舞台上で演技をし、肉体と精神の合一がいなければ、舞台上であのように真摯な演技はできないでしょう」と感嘆した。

　中国の歴史と伝統文化が舞台で再現されるのを見て、陳氏は神韻がいつか神州大地（古代中国の俗称）に戻ってくることを心から願っているという。「中国の伝統文化と『真・善・忍』は広める必要あり、特に中国国内で普及させる必要があります。なぜなら、それは中国人の本質であり、彼らの精神を呼び覚ませることでき、彼らの心の奥底に確実に存在しているものだからです」と言った。

　公演を鑑賞した後、陳氏はさらに感得し、「善は長続きをし、神は万物を創造した、長続きさせるためには、私たちが善にならなければなりません」と語った。

　神韻世界芸術団は台湾での公演後、オーストラリア、ニュージーランドでの公演が予定されている。公演についての詳細は、ShenYun.comまで。