文/中国の大法弟子
【明慧日本2023年4月16日】私は法輪功を23年間学び、夫は16年前に亡くなり、今は1人暮らしをしています。私は2階の201号室に住んでいますが、8年前から上階の301号室から長期的な水漏れが発生していました。何度もその住人に修理を打診しているのですが、先延ばしにされていました。料理をするとき、上からの灰と水が鍋に漏れ、台所の床に水が5センチくらいの深さまで溜まるということが毎日続いています。ここ数年、2階からの水がダイニングルームまでに漏れ出し、本当にもう住めない状態でした。
私は階上に上がり、易という301号室の住人に、水漏れの原因は何なのか? 修理するようにと提言し、そして階下の私の家を見に来るようお願いしました。しかし、301号室の住人は「地面が乾いているのを見て、私の家は雨漏れしていない、あなたの家が雨漏れしているなら、修理屋さんを探せばいい」と言われました。その理不尽さを目の当たりにして、この社会の悪しき政党文化に洗脳された結果、人はいかに身勝手で無責任になったかと思いました。その場では反論しなかったが、いつも胸が痛くなり辛い思いをしました。突然、私は自分が真・善・忍を修める大法弟子であり、困難に遭遇したら、まず内に向けて原因を探し、自分を修めなければならないという思いに至りました。そう考えると心が落ち着き、嫌な気持ちがなくなりました。
建物全体の住人のことを考えて、私は彼らに法輪功迫害の真実を説明し、三退をするように説得しました。しかし、さまざまな理由により、301号室の住人には迫害の真実を明らかにしておらず、まだ三退していないのです。私は彼の執着しているところを明らかにし、最大限の寛容をもって衆生を救います。
301号室の住人は、数年前から商売がいつも赤字で、家庭内不和で妻が不倫をし、その場で2人は捕まり、ビル全体が不穏な雰囲気になっていました。そこで、私は彼の家庭事情を取り上げ、こう話しました。
第一に、商売をして富を築きたいなら、中国共産党(中共)のすべての組織、党、団、隊から脱退しなければなりません。さもなければ、西洋からの亡霊が中国人に憑依し、その亡霊があなたに取り憑きます。それで金持ちになれるでしょうか? それは自分に危害を加える幽霊ではないのですか? 私が言った幽霊ではなく「共産党宣言」の本の冒頭にあるように、西側から来た幽霊、つまり「ゴースト」です。この悪い党組織からできるだけ早く退き「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心からの九文字を真摯に唱えると、神と仏はあなたのために悪印を消し、悪霊を一掃し、あなたを守ります。
第二に、古来より、家庭の風水は自らの風水にかかっており、善行を積んで徳を積み、人と家を繁栄させるとされてきました。夫婦円満、兄弟円満、良い家庭のしきたり、悪い習慣を避けることの大切さを4つの側面からお話ししました。 真実を聞いた後、彼は悪党のすべての組織から退くと宣言しました。奥さんも共産主義青年団を退くことに同意しました。そこで私は、その年の真相が載っている卓上カレンダーと定期刊行物『天からの恵み』を贈りました。彼は喜んでそれらを受け取り、お礼を言いました。
その後、私も水漏れの原因を探し、水道メーターが回っているかどうか下階で確認する間、しばらく蛇口を開けずにしておくようにお願いしました。見たあと、水道メーターが回っていないことから、流入する水道管に異常はなく、それならきっと排水管からの水漏れが原因だと思いました。水漏れの原因を突き止めた後、配管修理業者に修理をお願いしようとしていました。
ちょうど下階の101号室の羅さん夫婦が、私を探して家に来ました。私の家の水が彼の家に漏れたと言いました。また何かを言おうとした時、一溜まりの灰が落ちてきて彼の頭を直撃しました。壁の戸棚に水が流れていて、その戸棚に、卵、アヒルの卵、ガチョウの卵ほどの大きさの黄色い毛玉が生えているのが見えました。羅さんは「廃水で育てられたこれらの毛玉は有毒です。301号室の住人にそのような漏出の補償をどうして求めないのか?」と聞かれ、自分は弁償しなくてもいいのでと、何度もお願いしましたが直してくれなかったことを話しました。修理屋さんを探しに行こうとしたとき、ちょうど羅さんたちが来たと話したら、羅さんは怒って「あなたは修理屋さんを探さなくていい、301号室の人が探すべきだよ」と言いました。
たまたま私の家の前を通りかかった401号室の住人が、その賑やかさを見て、彼も見に来ました。上階からの雨漏りがひどいのを見て「私の県の後山溪のローコスト住宅の上階が雨漏りしていて、下階の人が2度も上階の老人に苦情を言いに行ったが、老人は修理せず、下階の人が上階に行って老人を殺してしまった」と言いました。私は「大法弟子は人を救うだけで、人を殺してはいけません」と言いました。彼らは「大法弟子は本当に親切で、私は何も言うことがありません」と言い、羅さんは息子と4人で、2階に上がり301号室の住人に話をしにいきました。
翌日、301号室の住人は、水道管を設置する職人を呼んで、水道管を直してもらいました。職人が見せてくれたのは、廃水を排水するプラスチック製の水道管で、ネズミにかじられ、そら豆ほどの穴が開いていることが判明しました。500 元(約1万円)で水道管を新しくしたら、水漏れがしなくなりました。8年間に亘る上階からの水漏れ問題が、ようやく解決しました。
その後、301号室の住人は私を見ると、いつも笑顔で迎えてくれ、周姉さんと呼んでくれました。そして、私から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の心からの九文字を聞いて以来、彼女のビジネスは好転し、お金を稼げるようになったと教えてくれました。ビジネスが順調に進んでいるだけでなく、心からの九文字は疫病を避ける良い方法でもあると彼女に言いました。