　【明慧日本2023年4月23日】（明慧記者・雪莉）神韻芸術団は4月10日から17日まで、アメリカのニューヨーク、ジョージア州、スポケーン、フィラデルフィア、マッカレン、イタリアのフィレンツェとウディネ、イギリスのロンドン、フランスのモンペリエ、イスラエルのテルアビブ、ニュージーランドのウェリントンで計41回の公演を開催した。この公演は、ヨーロッパとアメリカの観客に「叙事詩のような壮麗で光り輝く視覚の饗宴」を体験させた。

　神韻公演を鑑賞した多くの観客は、「私たちを創造主と繋がらせている」と異口同音に感嘆した。4月中旬には、神韻の3つの芸術団がイギリス、フランス、イタリアで同時公演を行い、連続してチケット完売の記録を打ち立てた。4月に雨が降ることが珍しいテルアビブでは、神韻の公演期間中に雷と雨が交じり、観客は「神からの祝福と恵み」だと称した。

神韻環球芸芸術団は4月15日、ニューヨークのリンカーンセンターのデビッド・H・コッチ・シアターで第11回公演と第12回公演を行い、両公演とも完売し席を追加する盛況ぶりだった（大紀元）

4月14日夜、ロンドンのイベントイムアポロで行われた神韻巡回芸術団の初演は、チケットが完売した（大紀元）

4月14日夜、神韻世界芸術団は、ニュージーランドのウェリントンのセントジェームズシアターで、超満員の観客を迎えて第2回公演を行った（大紀元）

4月13日夜、神韻ニューヨーク芸術団は、イタリア・ウディネのテアトロ・ヌオーヴォ・ジョバンニ・ダ・ウディネで公演を行い、再び満席となった（大紀元）

4月10日午後、神韻ニューヨーク芸術団は、イタリア・フィレンツェのヴェルディ劇場で第2回公演を行い、満員の観客を集めた（大紀元）

4月15日、神韻新世界芸術団はアメリカ・テキサス州の小さな町、マッカレン舞台芸術センターで2回公演を行い、観客からの大きな拍手で幕を閉じた（大紀元）

　ロンドン凱旋公演　神韻はヨーロッパ3カ国で同時公演

　4月12日、神韻芸術団はイギリス・ロンドンに到着した。空港ロビーに姿を現すと、ファンが温かく手を振り、花束をアーティストに贈った。

　今年の神韻は、1月にウォーキング、バーミンガム、エディンバラ、オックスフォードで開催された全公演が完売となり、再びイギリスに戻り凱旋公演を行った。14日から22日までの計10公演は、神韻芸術団がヨーロッパ3カ国で初めて同時公演を行った。

神韻巡回芸術団は、4月12日の早朝にイギリスに到着し、ファンからの温かい歓迎を受けた（新唐人テレビ）

4月12日にロンドンに到着し、インタビューに応じる神韻巡回芸術団のプリンシンパルダンサーの黄琳捷（ホァン・リンジェ）さん（新唐人テレビ）

　ロンドンに到着したプリンシンパルダンサーの黄琳捷（ホァン・リンジェ）さんは、「私たちの公演には様々な王朝の歴史的な故事があり、その中に中国伝統文化の道徳や倫理を反映させています。ただし、このことは中国共産党が今一番知ってほしくないことです」と語った。

　黄さんは、「中国共産党が伝統文化を破壊したため、国際社会が中国人に否定的な感情を抱いていることを、私たちの公演で世界に伝えることができます。しかし、共産党ができる前の本当の中国は、こんなものではなかったのです。私が言いたいのは、私たちの公演を通じて、世界の認識を変えることができればと思います」と述べた。

　米国州議会下院議員「卓越した才能、教育の意味合いに満たされている」

4月12日、神韻北米芸芸術団の公演がフィラデルフィアのミラー劇場で行われ、満員の観客を魅了した。デラウェア州下院議員少数民族指導者マイケル・J・ラモーン氏（中央）と、夫人リサ・ラモーンさんは同公演を鑑賞し、神韻への祝賀メッセージを代表者（右）に渡した（新唐人テレビ）

　デラウェア州議会のマイケル・J・ラモーン下院議員は公演を鑑賞した後、最初の演目のバックスクリーンに現れた天国の景色に驚嘆し、「私が思うには、一人のさらに高い（レベルの生命の）存在があり、私たちを一つにまとめてここに来させ、そして、私たちが一緒に戻る場所に帰らせてくれます。私たちは地に足をつけて行動することが、非常に重要なことです」と述べた。

　ラモーン下院議員は、神韻のアーティストを絶賛した。「この公演は、教育的かつ芸術的な体験だと感じました。卓越した才能で、細心に振り付けされています。ある時代から別の時代へ、時空を超えて啓発性のある公演でした」と語った。

　ラモーン下院議員は、これは必ず観るべき公演だと思っている。「今からツアー終了まで、観客の誰もが特別な何かを持って帰ることができるので、みんなにこの公演を観てほしいです」と話した。

　米国州議会議員「神韻は希望の灯台」

4月13日夜、デラウェア州議会下院議員である州議会歳入財務委員長ポール・バームバック氏（右）は、フィラデルフィアのミラーシアターで行われた神韻北米芸術団の第3回公演を鑑賞し、神韻芸術団の代表者に祝辞書簡を贈った（大紀元）

　デラウェア州議会のポール・バームバック下院議員は、「（神韻の）精神的な側面は異なる文化を貫き、人々にとって非常に貴重なもの」だと、はっきりと感受したという。

　バームバック下院議員は、「神韻は複数のメッセージを伝えています。神を敬い慕うこと、内なる神性を認知し、自らの純真さを保ち、そして他人を助けることが重要です。このメッセージは、私たちに希望を与え、私たちの地球が直面する挑戦を克服する希望を与えています。神韻公演は希望の灯台であり、これが観客の最大の収穫のひとつです」と述べた。

　（続く）