【明慧日本2023年5月1日】四川省瀘州(ろしゅう)市在住の法輪功学習者・張利輝さん(54歳女性)は、法輪功への信仰を理由に、2022年10月27日、瀘県裁判所に懲役4年の不当判決と8千元(約15万円)の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党に迫害されており、張さんが不当判決を受けるのはこれで3回目である。
張さんは、2021年11月7日、法輪功迫害の事実に関する情報資料を配布しているときに連行され、瀘州市拘置所に拘禁された。瀘県検察庁は2022年2月9日に張さんを起訴し、張さんは累犯者(るいはんしゃ:何度も罪を犯すこと)であると非難した。
張さんは、2022年7月13日に瀘県裁判所に出廷した。張さんの弁護士は張さんに無罪の嘆願書を提出し、無罪を要求した。裁判官は、3カ月後に張さんに不当判決を言い渡した。張さんも自分のために無罪の自己弁護をした。
張さんは20代後半頃から、B 型肝炎、慢性気管支炎、腎臓病など、多くの病気に苦しんできた。張さんはさまざまな治療法を試したが、どれも大きな効果はなかった。絶望した張さんは2006 年 6 月に法輪功を学び始めた直後、持病はすべて治った。法輪功によって健康を取り戻した張さんは、自分の話を人々と共有することによって、法輪功に対する政府の中傷的なプロパガンダを暴かなければならないと感じた。
張さんは法輪功迫害の事実を伝えたため、当局に連行され、2009年と2017年に懲役3年と懲役4年の不当判決を宣告された後、刑務所で残酷な迫害を受けた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)