【明慧日本2023年5月2日】山東省臨清市(りんせいし)の法輪功学習者・邢愛玲さんと王華燕さん(姑と嫁)が、法輪功の信仰を堅持し続けるため、2022年5月13日、地元の派出所に連行された。2022年12月、山東省冠県(かんけん)裁判所は、邢さんに懲役4年の実刑判決と1万元の罰金を宣告、王さんに懲役1年6カ月の実刑判決と1万元の罰金を言い渡した。王さんは刑務所外で服役することになった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
邢さんの家族は、幸せな四世代の家族であり、80代の舅と3人の孫がおり、孫は最年長は13歳、末っ子は8歳である。この四世代の家族の中で、邢さんは嫁であり、姑でもあり、家族の中で必要不可欠な存在である。
2022年5月13日12時ごろ、邢さんの家に6人の警官と村の役人が押し入り、邢さんがまだ法輪功を学んでいるかどうか尋ねた。邢さんが「もちろん実践しています」と言ったとき、彼らは邢さんの髪と腕をつかみ、押し倒し、手錠をかけ、パトカーに無理やり押しこんだ。邢さんの舅の潘立順さんは、警管運転する車の前に立って車を止めようとした。何人かの警官が、80代の年配者の腕を引っ張り、車を走らせた。
1時間後、邢さんの自宅にさらに警官が現れた。彼らはフェンスをよじ登って侵入した。今度は潘さんと邢さんの息子の嫁である王さんにも手錠をかけた。王さんの3人の子供たちは突然恐怖に襲われ、泣き出した。家族の法輪功の本、プリンター、パソコン、発電機、および1万元以上の現金などの私物が押収された。
潘さんは午後7時頃に釈放されたが、邢さんと王さんは拘留され、2022年6月5日に冠県拘置所に移送さた。