【明慧日本2023年5月3日】江西省九江市の法輪功学習者・童金瓶さん(女性)は、2023年3月初旬、法輪功を学んでいることを理由に拘禁されている間に重篤な病状を発症し、入院した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
数日前に童さんの家族に電話した警官によると、童さんは九江市八里湖病院に入院し、糖尿病と高血圧を発症したという。童さんの体の一部は、糖尿病の合併症のために化膿している。警官らが童さんを監視している。
童さんの家族は病院に行き、童さんと直接面会できるように頼んだが、拒否された。家族と童さんの弁護士は裁判長にも会いに行ったが、裁判長は童さんの保釈要求を拒否した。童さんの家族は今、童さんのことをとても心配している。
童さんは2022年6月16日の午前5時頃に、桂林派出所と涌泉郷派出所の警官らに連行された。童さんの息子夫婦は遠方で働いていたため、童さんと同居していた中学生の孫娘と孫は恐怖に陥った。童さんが連行された後、子供たちは2人とも家に残されていた。
童さんの妹である法輪功学習者・童銀瓶さんと別の学習者・李義龍さんも同じ日に連行された。童銀瓶さんと李さんは夕方に保釈されたが、童金瓶さんは九江市拘置所に連行された。瑞昌市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の熊小雄は、童さんを数回尋問した。
童さんは 2023年1月13日に九江市中級裁判所で裁判にかけられたが、裁判の結果は言い渡されなかった。童さんの弁護士は童さんに対し無罪の嘆願書を提出した。童さんはオンライン裁判の間、健康であるように見えた。
2023年3月初旬、国保の熊は李さんに嫌がらせをし、数日以内に家宅捜索すると脅した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)