【明慧日本2023年5月10日】法輪功の創始者である李洪志先生が1月20日、『なぜ人類が存在するのか』という経文を発表された。この経文は明慧ネット上で公開されてから3カ月で、中国国内はもちろん海外でも広く読まれており、明慧ネットでは世界中の読者からの感想が次々と掲載されている。 今年78歳の姜錫貞(ガン・ソクジョン)牧師は、60年にわたってボランティアの献血を通じて、生命の尊さと慈愛の精神を実践してきたという。また同師は、孔子学院(中国共産党が海外で設立した)の実態運動本部を明らかにする活動でも、釜山、蔚山、慶南の代表を務めている。読書が好きな同師は、法輪功学習者(以下、学習者)たちにすすめられて『なぜ人類が存在するのか』を何度も読み返し、自分自身が新しい理解を得るたびに「より平静な心境になっている」と言う。
『なぜ人類が存在するのか』の経文を読む姜錫貞牧師 |
姜牧師は、「私は個人的に、李先生は国家・民族の紛争が絶えず、人々の心が混濁し、社会が混沌とした邪悪で危険な現在において、人類が内面的な平穏を取り戻し、人類を救うためにこの経文を発表されたのだと思います」と話した。
同師はさらに続けて「昔も今も、『人間はなぜ存在するのか? 人間はどこから来て、どこに行くのか?』という疑問は、あらゆる生命が少なくとも一度は考える命題ですが、誰も答えを出すことができません。私は『なぜ人類が存在するのか』という経文が生命の方向を示していると考えています。自分が失意や苦しみに陥ったとき、一読するたびに内面がより平静になり、霊性や精神的啓示を継続的に得ることができます」と言った。
李先生は「卓越なリーダーシップを持つ精神的指導者」
同師は、自分自身の実践によって人生を分かち合う信念を実践してきた。何の報酬も得られないにもかかわらず、1、2カ月ごとに献血に行く姜牧師は、60年以上にわたって500回以上の献血を行っている。彼の信念は、若い頃に7人の生徒しかいない僻地の山間部での教育生活に根ざしている。当時、彼はしばしば山中で一人坐って瞑想したり、深夜に石油ランプを灯して一人で沈思にふけったりしていたという。
同師は当時を振り返って、「当時は自分自身で瞑想をする時間がありました。人生の意味、生活の目的と方向、そして今後のこの国や社会の発展など、生命が存在する意義について長時間考え、瞑想を通じて自分の信念を形成しました。そして瞑想を通じて若い時期には自分自身を放縦させないことで、心の平穏を得ることができたのです」と話した。
彼は続けて、「李先生の文章を読んで私は、李先生はかなり卓越なリーダーシップ能力を持つ精神的指導者であると感じました」
「李先生が、どこにいらっしゃるのかは分かりませんが、一度会ってみたいと思っています。私は李大師の個人的な修養が非常に高いと考えています。李先生の心意をそのまま伝えることができれば、世界は紛争を起こすことはないでしょう」と述べた。
「人類の根本的な出口は創世主のもとに帰るしかありません」
同師は、より多くの人と自分の考えを共有したいと願い「『なぜ人類が存在するのか』を読んだ後、コピーして、集会やフォーラムに参加する友人に配布し、彼らと共有しました」と言った。そして、彼は友人たちに「欲望を追求しすぎると、多くの罪を犯すことになります。悔い改めることで救いを得ることができますが、罪が深刻であれば、改心することも理解することもできません。ですから、欲望が強すぎると、死んだら魂が永遠に死んでしまいます。だから、一緒にこの経文を読み、人間の心を再設計することができる学校を作りましょう」と話した。
また「今の世の中は人心が険悪で、夫婦が互いに対立し、親子が敵になるのは、人心に善念がないからです。社会は善に向かう運動を提唱し、欲望を放棄し、心を浄化することで現状を改善する必要があります」
「人類の進路は実際にはただ一つです。もし創世主が人類を造ったなら、人類は創世主に戻り、人類の根源に戻らなければ、戦争や紛争がなくなることはないでしょう」と言った。
「中国共産党は犯罪を犯している」
孔子学院は、中国語や中国文化を世界に紹介し、中国のソフトパワーを高めるために中国共産党(以下、中共)が設立した機関であり、韓国国内で中共を宣伝し、闘争を煽動して論争を引き起こしている。数年前から、孔子学院の真の目的を暴露するため、釜山、蔚山、庆南の孔子学院の実体宣伝運動本部を暴露するため、姜牧師は韓国全土を走り回っている。彼は、全国23の大学や大統領府前で集会を開き、記者会見も行った。その後、彼は毎週、釜山から数百キロ離れたソウルの明洞にある中国大使館前に電車で行き、中共の暴行を暴露した。
姜牧師、最近の集会に参加、ソウルの清溪川で撮影 |
姜牧師は、「中共は、大韓民国と世界中で世界の指導権を争う『超限戦』を展開しています。今、韓国は目を覚まさなければなりません。違法が合法となったとき、国民は抵抗権を行使し、誤りを指摘すべきです」と指摘した。
1991年から1996年まで、同師は中国の吉林省、山東省、黒竜江省、龍井、珲春などに住んでいた。中国に住んでいる間、彼は中共の罪悪本質を理解し次のように指摘した。「中共政府は、大きな罪を犯しています。法輪功が迫害を受ける理由は何もありません。心の平穏を得るため、個人修煉を行う人々を迫害することは、共産党が大きな過ちを犯していることを意味します」
「中国では共産党は神の上に存在していると考えています。しかし私は信じています、中共が法輪功を迫害しても、法輪功を絶滅することはできません。それどころか、法輪功は野火のように広まり、ますます大きくなる可能性があります」と強調した。