【明慧日本2023年5月11日】オーストラリア・メルボルンの法輪功学習者(以下、学習者)はメルボルンの金融街で4月25日夜、中国共産党(以下、中共)に迫害されて死亡した学習者を偲び、キャンドルを灯した追悼活動と、「4.25」平和陳情24周年記念活動を行った。
「4.25」記念活動をするメルボルンの学習者 |
「法輪功の活動の全てを支持します」
元消防士のフレッドさんは、「法輪功の『真・善・忍』という原則が、とても素晴らしいと思います。社会にとって重要です。この価値観に賛同します」と言った。またフレッドさんは、異なる方式でこの原則を実践しているとも話した。
フレッドさんは、「学習者の皆さんの傍を通りかかった時、平和的なエネルギーを感じ、とても感動しました。私は以前、キャンベラに住んでいましたが、国会議事堂前で学習者たちの『4.25平和陳情』記念活動を見たことを思い出しました。とても素晴らしいです。学習者たちの要求を支持します」と話した。
「4.25」とは何かを理解したフレッドさんは、「学習者は非凡な勇気を持っています。学習者は全世界で迫害の実態を人々に伝え、迫害に反対する活動を行っているからです。どんな形であっても、私は私の方式で支持の気持ちを表していますが、目標は同じです。平和のために戦い、不当な扱いを阻止するためです」と話した。
活動当日は、オーストラリアの祝日のアンザック・デーだった。繁華街では祝賀会に参加した退役軍人とその家族が多かった。軍人一家に生まれたパイロットのミッキーさんもその一人である。胸に多くの勲章をつけたミッキーさんは、父、祖父、曽祖父を誇りに思っており、国を守る英雄であったと話した。ミッキーさんは学習者に手を振って、「法輪功の迫害に反対する活動はとても勇気のある行為です。この活動の全てを支持します。素晴らしいです。頑張ってください」と言った。
法輪功迫害の実態を理解し署名する市民 |
皮膚科医「法輪功の平和的な追悼活動に感動」
皮膚科医のローラさんは、5年前メルボルンに引っ越してきたばかりのころ、学習者による追悼活動を見たことがあるという。「活動はおごそかで立派で、平和的な印象が心の中に深く残っています」と話した。
ローラさんは、「彼らはとても平和的です。メルボルンに5年間住んでいましたが、学習者の平和的な姿を見た時の光景をよく覚えています。人が多かったのですが、静かに座っていました。多くの市民は私と同じように、平和を感じることができたでしょう」
「しかし、恐ろしいことに、こんなにも平和的な団体が、今も中共に迫害されていることです。法輪功が、こんなに扱われているということはとても悲しいことです」と言った。
医療医師のローラさんは、「中共による生体臓器狩りを聞いたことがあります。とてもひどい問題です。私は、中国でこんな犯罪が発生していることを知っています。阻止すべきです。直ちに阻止すべきです」と強く言った。
またローラさんは、オーストラリアから中国で臓器移植をする人は、犯罪の一部となると思っているという。なぜなら治療するための資源などは、オーストラリアの納税者によってお金が支払われていると説明した。「オーストラリアにとって、これは深刻な問題と考えられます」
「とても悲しい気持ちです。迫害されている学習者がどんな目に遭っているのか想像することができません。なぜなら、オーストラリアでは滅多に言及されない話題だからです。状況が改善され、この罪が阻止されることを願っています」と言った。
ローラさんは、学習者たちの努力と忍耐力に感服しているという。
「法輪功学習者たちが、世の人たちに真実を明らかにすることによって、人々にどんなことが起こっているのかを意識させることができ、より多く人がこの全てを伝えてくれるのです。人々はより深く理解し、最終的には、この努力が悪を終焉させる力となるのです」と言った。
「この世で否定的なことが多く起こっていますが、多くの場合、人々は暴力で戦っています。しかし、学習者は平和的な手段を使うのです。それは本当に強い力だと思います。素晴らしいです」と話した。