　【明慧日本2023年5月15日】オーストリアの法輪功学習者（以下、学習者）は5月13日の「世界法輪大法デー」を祝うため、ウィーン、ザンクト・ペルテン、バーデン、ザルツブルク、グラーツのそれぞれの州都で情報デーの活動を行った。多くの市民や観光客は、法輪功迫害の真実を伝える学習者に感謝し、迫害制止の請願書に署名した。

　ウィーンの市民　法輪功迫害制止の請願書に署名し支持

　例年通り情報デーには多くの市民が訪れた。法輪功の功法を魅了した人もいれば、中国共産党（以下、中共）による学習者への残酷な迫害に驚いた人もいた。また学習者たちは、迫害の実態が書かれた資料を配布したり、多くの人がこの機会に質問したり話をした。イベントが終了間近になっても、それでもまだ多くの人が連邦政府に提出する請願書に署名をしており、法輪功迫害制止の活動を支持した。

ウィーンのマリアヒルフ通りで署名する市民

　ザンクト・ペルテン市民　「エネルギーを感じました」

　5月6日、ザンクトのペルテン市民の多くが迫害の真相を理解すると、中共による学習者への迫害や、生きたまま臓器を摘出する行為に反対する請願書に署名した。

署名するザンクトのペルテン市民

　ある女性は、功法の実演を見た後すぐに興味を持ち、「公園で一緒に煉功したいです」と言った。またある年配の「エホバの証人」信者は、「サタンが中国を支配しています。全世界が最悪の状態に陥り、中国の状況はもっとも酷いです。しかし、神様は絶対無視しないと思います。中国に観光に行ったことがありますが、その時『エホバの証人』信者たちは、『中国人は悪くないのですが、彼らは政府（中共）に抑圧されているのです』と教えてくれました」と話した。

　またある女性は、紙で作られた蓮の花をもらって、「今、私はエネルギーを感じました！」と言った。またイベントが終わりかけた頃に数学と論理学の教授がやって来て、「まだいてくれてよかったです」と言った。彼の中国の友達が、法輪功のブースの写真を送って来たので、彼はブースに急いでやって来たと言った。

　バーデン市民　「あなたたちは素晴らしいです。これからも頑張ってください」

　ウィーンのバーデン中心部にあるヨーゼフプラッツ広場では、週末のショッピングを利用して法輪功のブースに多くの人がやって来た。

チラシを受け取り、請願書に署名する市民

　パネル資料の臓器狩りの情報を見て、もっと詳しく知りたいという人が多くいたが、全く聞いたことがないという人もいた。共産主義の国から来たという女性は、学習者と長い間話をした。女性は法輪功の教えにとても興味を持ち、帰りには『轉法輪』を購入した。またある男性は、「あなたたちは素晴らしいです。引き続き頑張ってください」と言った。

　ザルツブルクの市民　「立ち上がってくれてありがとう」

　ザルツブルクではその日は雨が降っていたが、活動中は雨が止んだ。イベントは旧市場で開催され、多くの人々は、中共による学習者への臓器狩りのパネル資料を見てとても驚き、迫害制止の請願書に署名した。

通りかかった多くの人々が請願書に署名

　ある人は、「善悪が報われるのは天理であり、中共の残酷行為は必ず神によって罰せられるでしょう」と言った。またある女性は、「私は、『真・善・忍』の法理を知ってとても感動しました。立ち上がってくれてありがとう。あなたたちがいてくれて良かったです。善は必ず勝利します」と言った。

　グラーツ市民　「法輪功が好きです　功法を習い煉功したいです」

　5月4日木曜日、多くの文芸や音楽の愛好家がマリアヒルファー広場に集まっていた。学習者たちは広場で功法を実演していたが、近くにいた人々に一緒に煉功するよう勧めると4人の若者が座禅に参加した。

請願書に署名するグラーツの市民

　自転車で通りかかった男性がやって来て、「自分の家に『轉法輪』の本があります。7歳の息子はずっと煉功をしています」と話した。男性は公園に煉功点があると知ると、「今度息子と一緒に煉功しに行きます」と言った。

　デンマークからグラーツに来た男性が立ち止まり、興味津々に功法の実演を見ていた。男性は以前、上海市で仕事をした経験があり、中国語を話せると言った。学習者は、法輪大法の素晴らしさと、法輪功が迫害されていることを話した。すると男性は、「今まで、このようなことを聞いたことはありませんでした」と話した。最後に男性は、第一式の功法を習い、学習者と一緒に記念撮影をした。