文/中国の大法弟子・小慧
【明慧日本2023年5月17日】母(同修)は今年93歳で、20年以上法輪大法を修煉しています。母は師父を信じており、自分が修煉者であることを忘れないように常に心掛けていますが、まだまだ人心が多く、あまり精進していません。しかし、何度も転んだことがあり、何度も病業が現れましたが、慈悲深い師父のご加護の下、母は乗り越えてきました。ここで例を2つだけ挙げたいと思います。
2019年7月、当時89歳の母が突然腹痛と下痢を発症し、次第に激しさを増し、耐え難い痛みと全身に汗をかき、その後高熱が続きました。食事もできず、少量の水しか飲めず、後には水も飲めなくなりました。話すことすらできなくなり、目を開けられず、お腹の痛みでベッドで丸まり、それから、みるみるうちに痩せてしまいました。大法を修煉していない家族や親族は、母のことを心配し、病院へ行くように強く勧めました。私も正念が足りず、動揺してしまい、母に病院に行くかどうかを聞いてみました。母は首を横に振って、「大丈夫だ! 病院には行かない!」と言いました。母の声はかすれていたのですが、しっかりしていました。母は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱え続けていたのです。私は時々、母に『轉法輪』を読み聞かせていました。約10日間、一錠の薬も飲まず、母は徐々に症状が消えていき、体温も平熱になり、食事も普通に食べられるようになりました。ついに自力で起き上がり、母は完全に回復し、再び家事ができるようになり、周りの人を驚かせました。
2022年6月中旬のある日、母がベッドから起き上がって立つと、突然、何かの強い力で押されたように、ドア枠から突き出た金属に左目の上をぶつけてしまい、また、その力でドアの外側へ押されて床に倒れました。大きな音を聞いた姉が慌てて家に入り、母が床に血だらけになっているのを見て、すぐに抱き上げました。母の左目の上に深く長い傷(写真1)があり、出血が止まらず、紙で拭いても止まらなかったのです。それから、傷口を時間をかけて圧迫して、やっと血が止まりました。その後、家族たちが慌てて家に帰って、母に「この傷はけっこう深いから、病院で縫ってもらおう」と言いました。しかし、母は「病院に行かない」と言いました。仕方がなく、私たちは母の傷口をきれいに清浄し、バンドエイドを貼ることにしました。その3日目、バンドエイドを取ってみると、傷口はだいぶん良くなりました(写真2)! それを見て、私の夫は、「90代なのに、傷口がこんなに早く塞ぐなんて、本当にすごい! 若い人でも、こんなに早く治らないかもしれない」と言いました。10日後に傷口を見ると、傷跡がほとんど見えなくなるくらいきれいに治ったのです(写真3)。
その後、私が母の傷口をよく見てみると、もし、少し外側であればこめかみに当たり、少し内側であれば、目に当たっていると思いました。本当に危なかったのです! 師父が守ってくださったおかげです。そうでなければ母はもう命がないかもしれません! その後、母は自分がよく修めていないことで、邪悪に隙に乗じられ、命を奪いに来たことだと認識しました。幸いなことに、師父が母を見守ってくださり、この大きな災難を免れることができました。私たち家族は師父に心から感謝しています!
合掌!