【明慧日本2023年5月25日】およそ1万人の市民は5月6日、バージニア州ウィンチェスター市の中心に集まり、アップル・ブロッサム・フェスティバルのパレードを鑑賞した。法輪功学習者(以下、学習者)からなる花車隊と腰太鼓チームは要請を受けてパレードに参加し、ワシントン都市圏の学習者による地元パレードの参加は2回目となる。パレードを鑑賞した地元市民は「再び学習者と出会って嬉しい気持ちと、まだ学習者が迫害されているという悲しい気持ちが次々と沸き起こっています」と言った。
アップル・ブロッサム・フェスティバルに参加した学習者 |
リチャードさんが、初めて法輪功に出会ったのは昨年のパレードだった。「グローバルな雑誌の中で、法輪功に関する報道を読んだことがあります。その文章の中に中国共産党(以下、中共)によって、学習者を不当に連行する内容が記載されていました。彼らは健康的な生き方をしており、中共は彼らの臓器が良いものであると知っているからです。この人たちの臓器を生きたまま収奪されることは、あまりにも残忍すぎると思いました。本当に酷いです」と言った。
「昨年のパレードを見た時、私は心の中で『あの雑誌の文章の中に書かれた団体と同じなのか?」と自問しました。学習者からもらった資料から、同じ法輪功の団体だと分かりました。私はその時、この迫害が終わっているのかどうかを知りたかったのです」
学習者は、今も迫害が続いていることを伝えると、リチャードさんは「今日、再び学習者に出会えて嬉しい気持ちと、この迫害が続いていることを聞いて悲しい気持ちが混在しています。これは許されないことだからです。帰ってから、迫害制止を求めるウエブサイトで署名します」と言った。
法輪功チームに手を振って挨拶したカサンドラ・リチャードさん |
ウォルター・ジンクスさんはウィンチェスター市高級ホテルのマネージャーである。彼はホテルに近いところで学習者が早くから来て、花車を飾っているのをずっと見ていた。ジンクスさんは腰太鼓チームが好きで、パレードの出発点でリハーサルも見ていたという。
ジンクスさんは、「今までこの団体のことを聞いたことはありませんでしたが、素晴らしい団体に見えます。飾りつけの色彩や音楽がもたらす、全てが好きです。真・善・忍の素晴らしさも見せてくれました。これは本当に大切なことだと思います」と言った。
学習者が中国で中共による残忍な迫害を受けていることを話すと、ジンクスさんは学習者からもらった法輪功迫害の真実の資料と、真・善・忍と書いてある小さな蓮の飾りを受け取った。「彼らは故郷で修煉することができないことを知っています。ウィンチェスター市でパレードに参加し、私たちに功法を見せてくれて本当にありがたいです。誇りに思っています」と話した。
高級ホテルのマネージャー、ウォルター・ジンクスさん |
多くの市民は初めて法輪大法を聞いて、学習者に法輪功関連の資料を求めた。一部の学習者は出会った市民に自らの体験をもとに、中共による弾圧された経緯を話した。その実態を理解した市民は、学習者に賛同し、祝福を送った。パレードを鑑賞した市民の中には、功法の実演をしている学習者を真似ている人もいれば、「法輪大法は素晴らしい」の音楽に従って拍手する人もいた。
市民に自らの迫害の経緯を話す学習者 |
アップル・ブロッサム・フェスティバルのパレードに参加した学習者 |
花車の上で功法の実演をしている学習者を真似る市民 |
法輪功迫害の実態の資料をもらう市民 |
法輪功チームが主賓席を通過する時、主催者は「法輪大法は伝統的な修煉法です。宇宙の特性である『真・善・忍』を日常生活の基本原則として実践し、心を修め、座禅を含めて5種類の柔らかな功法を練っています」と説明した。主催者は地元市民に法輪大法関連のウェブサイトを伝えた。
コッパーさんは以前、アップル・ブロッサム・フェスティバル委員会の実行委員長をしていたことがある。彼は奥さんと法輪功チームが通りかかる姿を見て、「本当に素晴らしいです。色も綺麗ですし、他のチームとは違います。いつも見ているのとは違います。横断幕に書いてある真・善・忍が素晴らしいですね」と言った。
アップル・ブロッサム・フェスティバル委員会の元実行委員長のバリー・コッパー夫妻 |
若い中国人は法輪功の花車隊を通りがかった姿を見て、力いっぱい拍手をした。コッパーさんは中国の広東省出身で、アメリカで博士課程を学んでおり、初めて法輪功チームを見たと言った。
「法輪功は多くの人を救ったことを知っています。多くの人がいろいろな病気を患っていましたが、法輪功を修煉した後、完治しています。故郷でも多くの人が完治したのです」。最後に、学習者から法輪功の資料をもらい、法輪功に関してもっと多く知りたいと話した。