【明慧日本2023年5月25日】山東省日照市五蓮県の法輪功学習者・李鳳英さん、鄭允美さん、王世花さん、王洪武さんおよび放浪生活中のイ坊市の楊明珍さん5人は2022年10月10日、警官に身柄を拘束された。2023年5月8日、県裁判所は李鳳英さんに8年、王洪武さんに4年6カ月、楊明珍さんと鄭允美さんに4年、王世花さんに1年6カ月の不当な判決を宣告した。
2022年10月10日、五蓮県の学習者・李鳳英さん、鄭允美さんは大郭村の縁日で法輪功の無実を伝えた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報されて身柄を拘束された。その後、警官は2人の自宅に行き、法輪功の関連書籍、プリンター、ノートパソコン、お守りなどの私物を押収した。警官はその後、王世花さん、王洪武さん、放浪生活中の楊明珍さん3人も連行した。5人は取り調べられてから、日照市留置場で拘禁された。
2023年4月28日、五蓮県裁判所は5人に対して裁判を開き、6時間続いた。弁護士の2人は無罪弁護をし、いわゆる証拠と罪名が関係ないこと、警官は捜索令状がないまま自宅に侵入し、押収リストと事実が合わないこと、当事者に恐喝行為があったなどのことを指摘した。
裁判は時間の関係で次回は5月8日の午前10時に決まった。
2023年5月10日午前10時、五蓮県裁判所は5人に対して2回目の裁判を開いた。弁護士は李鳳英さんと楊明珍さんに無罪を主張し、その場にいた検察官及び裁判官も反論できなかった。しかし、5月15日に不当な判決を宣告した。李鳳英さんは懲役8年、罰金2万元(約40万円)、王洪武さんは懲役4年6カ月、罰金8000元(約16万円)、楊明珍さんは懲役4年6カ月、罰金1万元(約20万円)、鄭允美さんは懲役4年、罰金8000元(約16万円)、王世花さんは懲役1年6カ月、罰金5000元(約10万円)の不当な判決を言い渡された。