文／中国の大法弟子　　

　【明慧日本2023年6月27日】何年も前のある日、市場で私は50歳ぐらいの婦人に神韻のDVDを差し上げました。彼女は私に神韻とはどんなものかと尋ねました、私は「まず一度観てください、とても素敵なショーで、伝統文化を鑑賞する舞台です。とても感動的です」と話しました。彼女は「法輪功のものなら受け取りますが、そうでないなら結構です」と言いました。私が法輪功のものだと伝えると彼女は受け取りました。

　そして彼女は私の手を取って言いました！「弾圧や迫害にもかかわらず、信念を守り続けているあなた達は本当に素晴らしい！　こんなにたくさんの出来のいい弟子を育てたあなたたちの師父は本当に素晴らしいです。法輪功は人類の希望であり、人々は将来あなたたちを思い出すでしょう。私には一つの望みがあります、それは、もし法輪功の人たちに出会えたら、その時に持っていたお金を全部渡して、それを真相を伝える印刷物に使って人々を救ってもらいたいのです。これらの費用は自分のお金でまかなっているのですか？」　

　彼女はその時ポケットにあった大小の紙幣をすべて取り出し、私に渡したいと固持しました。「それはだめです。あなたのような一般の方からお金は受け取れません。あなたの気持ちはいただきました、あなたの人生に明るい未来が待っているように心から願っています」と彼女に説明しました。彼女はどうしても譲りません。何度もやりとりした後、最終的に私は10元を受け取り、消耗品を買うときのために別のポケットに入れました。

　「あなたの家族や親戚に法輪功を修煉している人はいますか？」と彼女に聞くと「いいえ、でも、法輪功が素晴らしいことは知っています」と答えたこの彼女を見て、私は涙を流し、この方の素性の奥ゆかしさに感銘を受けました。私たちは別れを惜しみ、手を振ってお互いの平安を祈りました。