【明慧日本2023年7月2日】四川省成都市の法輪功学習者・陳家慶さん(66)は6月11日、旅行中に新疆のホテルに泊まった時、荷物を調べられ、携帯電話の中に法輪功関連のものがあったとして、警官に身柄を拘束された。現在、新疆のどこかに拘留されている。
陳さんは1982年にハルビン工業大学を卒業、中国電子科学グループの元研究員で、国の科学技術と研究に大きく貢献した。法輪功を学んでから心身とも恩恵を受け、歴史資料の収集や人文を研究するため、定年後、中国全土の名所を回っている。
陳さんが連行された後、新疆鉄道公安局の警官2人、四川省汶川三江鎮派出所の警官は陳さんの避暑地用の家に侵入し、携帯電話3台、TFカード数枚、USB、スピーカーなどの私物を押収した。陳さんの知り合いで他の学習者も家財を押収されたという。
陳さんはすでに半月拘束されているが、家族は何も情報を知らされていない。ウルムチ鉄道公安局に陳さんの居場所を聞いても、いないと言われた。家族は最近、三江鎮を訪ねたが、未だに陳さんが拘留された場所と連絡先を入手できない。陳さんは秘密裏に拘束されていると考えられ、家族は陳さんの安否を心配している。