【明慧日本2023年7月13日】 スペインの法輪功学習者(以下、学習者)は6月17日、中心都市グアダラハラの皇太子宮殿で行われた第32回「マラソンお話し会(マラソン・ストーリーテリング)」に初めて招待された。
「マラソンお話し会」は、1992年からグアダラハラで毎年開催されている。子供、大人、個人、グループ、専門家、アマチュアなど、それぞれが物語、逸話、語り、詩などを、本を見ないで自分の言葉で語るというとてもユニークなイベントである。
皇居内で「マラソンお話し会」が開催され、聞き入る来場者たち |
今年の「マラソンお話し会」は、グアダラハラの王子宮殿で開催された。 15世紀に建てられたこの建物は、グアダラハラ市を象徴するモニュメントであり、観光スポットでもある。 王子宮殿、庭園、中心街の通りは、色とりどりのポスターとリズミカルな音楽が流れており、 金曜日の午後5時から日曜日の午後3時までの週末を通して、多くの人々が熱心に「マラソンお話し会」を聴きにやって来る。 地元のケータリング業界も24時間体制で、世界中から訪れる観光客を歓迎しているという。
学習者たちは、学習者が創作した童話の「蓮の花の物語『小さな蓮の花の旅』」(注)を、今回の「マラソンお話会」のセッションに持ち込んだ。
これは、善が悪に対する勝利についての物語である。物語の中での「小さな蓮の花」は幼い蓮の妖精の成長の旅の中で、「真・善・忍」という核となる価値観を心に留め、逆境に遭遇した時は、いつでも善と悪を区別できるようになり、象徴的なワニを倒すことが語られている。
悪、利己、欺瞞、ヒキガエルなどの毒物を摂取して、やっと家に帰ったというストーリーである。物語の最後にはこう言っている。「誰の心の奥にも、『真・善・忍』という3つの明るくて強力な宝物があることを忘れないでください。自分の道を歩みなさい」と。
童話「蓮の花の物語『小さな蓮の花の旅』」のスクリーンショット |
「お話し会」のイベントの終わりに、主催者の女性は学習者に、「あなた達のストーリーは、普遍的な価値観を伝えており、非常に教育的で今日の社会にとって非常に重要です。とても気に入っています」と言った。学習者は女性に、物語のリンクが印刷された手作りのカードと折り紙の蓮の花を渡した。女性は「物語を読んで、友人や家族と共有します」と話した。
また、学習者は「法輪大法は素晴らしい」と印刷されたカードと、法輪功迫害の真実が書かれたチラシを会場に訪れた人々に配布した。何人かの保護者は「『小さい蓮の花の旅』の物語はユニークで、生き生きとしており、とても興味深いものです。最も重要なことは、この物語が私たちに『真・善・忍』を教えてくれることです」と言った。
「お話し会」の集会に、子供を連れて多くの親がやって来た。親の中には「『小さい蓮の花の旅』の話を、親戚や友人と共有し、『真・善・忍』の原則に従うように子供を教育したいです。それは、有益で重要だからです」と述べた。
注:下記から動画ならびに内容が見られます。
「蓮の実レンちゃんの旅」(動画・日本語字幕) https://lotusstory.org/ja/read
https://amzn.asia/d/fvcoFtG (英語版の本)
https://www.ganjing.com/ja-JP/video/1fhbus3ldghn5otSAlotzMpbS1to1c(英語の動画)