【明慧日本2023年7月21日】ニューヨークの一部の中国系と欧米系の法輪功学習者(以下、学習者)が7月16日夜、マンハッタンの中国領事館前で追悼キャンドルナイトを開催し、中国共産党(以下、中共)に迫害された学習者の死を追悼した。同時に、24年間続いている中共による学習者への迫害を止めさせるために、国際社会が一致団結して協力するよう呼びかけた。
中国領事館前で7月16日夜、中共の迫害で死亡した学習者を悼みキャンドルライト追悼会を開催 |
中国領事館向かいのハドソン川河畔で、「法輪大法」「真・善・忍」「法輪功への迫害を停止せよ」「中共邪党から脱退した4.1億1人の勇士を声援」などと書かれた横断幕を掲げた。
中国領事館前で中共による迫害停止を呼びかける |
数百人の学習者が中国領事館の前で静かに煉功していた。夜になり、明かりが灯ると、学習者たちはキャンドルに火を灯し、感動的な詩の朗読と哀悼の歌が夜中に静かに響いた。この壮観な光景を見た一部の住民や観光客は足を止め、写真やビデオを撮り、法輪功を紹介するリーフレットを受け取り、法輪功について知った。
今年の7月20日は、反迫害24年目になる。1999年7月20日、江沢民は、学習者の人数が共産党員の人数を上回ったことに嫉妬し、中共と結託し、国家機関を総動員して、1億人の学習者に対して残酷な弾圧を開始した日だ。
過去24年間、学習者は信念を堅持し、血まみれな迫害を恐れず、平和的で理性的に迫害と粘り強く闘い、同時に世界に真実を伝え、世界の良知と善念を啓発してきた。
世界脱党センター責任者「中共の迫害は窮地に陥っている」
世界脱党センターの責任者・易蓉さんは、中共の迫害はまだ終わっていないが、中共の迫害は窮地に陥ており、尽きるところまで来ている。迫害の元凶である江沢民は死亡し、中共の迫害機関が壊れ、本来の役割を果たせなくなっている。 24年間の反迫害の中で、学習者が真実を伝え続けたことによって、世界を覚醒させ、多くの人は中共の虚言を信じていたが、今では法輪功が良いものであることを知り、法輪功を称賛するようになった。民主活動家や共産党に反対する人たちも、法輪功は共産党に抵抗する最前線に立っており、法輪功自身のためだけでなく、中国全国民のためでもあると言っているという。
易蓉さんは、「中共による中国国民への迫害から、人々は中共が反人類的なカルトであることもはっきりと見抜いています。そして、ますます多くの人々が共産党を放棄し、これまでに4億1500万人の中国人が中共組織(共産党員、共青団、少年先鋒隊)からの脱退を宣言しました。この人数は非常に大きく、これらの人々は将来共産党のない新しい中国の建設に非常に良い礎石を築きました。共産党は自ら歴史の舞台から立ち去ることをしませんが、ならば、私たちが彼らを放棄し、葬りましょう。中共体制内部の人たちはこのこと認識しており、そうでなければ、なぜこんな多くの人が外国へ逃げているのでしょうか。彼らも自分自身を守らなければならないのです。自分を守る最善の方法は、共産党組織からの脱退であり、実名で脱退宣言できれば最もよく、将来共産党が清算されるときに、これが命を守る一つの方法なのです」と述べた。
中国の若者「法輪功をとても学びたい」
中国領事館前で煉功 |
ある中国人の青年は川辺に立ち、学習者が煉功するのを静かに見ていた。彼は、前日にチャイナタウンで学習者のパレードを見たことがあり、新唐人テレビの番組をよく見ていると言い、「私も法輪功をとても学びたい、学習者のために何かしたい です」と言った。ある学習者は、真実を広めるのを手伝うことができ、法輪功のウェブサイト(falundafa.org)で学ぶこともできると提案した。 彼は心から 「そうします 」と言った。
足を止めた黒人の少女は、たまたま通りかかって立ち去ろうとしたが、煉功する光景を見て「エネルギー場を感じた」と言い、携帯電話を取り出してしばらく録画していた。
夜、学習者のキャンドルナイト追悼の光景を見たイーサンという男性は、立ち止まって学習者の話を詳しく聞いた。彼は最後に、自分はユダヤ人でワシントンD.C.で勤めており、学習者のために何か力になりたいと言い、連絡先を残した。