　【明慧日本2023年7月22日】東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の法輪功学習者（以下、学習者）は7月20日、各所在地の中国大使館・領事館前で活動を行った。そして、中国共産党（以下、中共）による法輪功への24年にわたる迫害に反対し、人々に共に迫害を制止するよう呼びかけた。

　1999年の7.20、中共は法輪功への迫害を始めた。それからの24年間、法輪功を学んでいるとの理由で当局に身柄を拘束され、労働教養処分を科され、拷問を受けた学習者が数多くいた。甚だしいことに、元気な学習者が生きているまま、臓器を摘出されて売買されたこともある。中共の蛮行は多くの人の悲劇を生んだ。このような悲劇を繰り返さないよう、学習者は長年にわたり、平和かつ理性的な方法で領事館の前で訴え続けてきた。

大阪の中国総領事館前、迫害制止を呼びかける学習者

東京の中国大使館前、迫害制止を呼びかける学習者

札幌の中国総領事館前、迫害制止を呼びかける学習者

名古屋の中国総領事館前、迫害制止を呼びかける学習者

福岡の中国総領事館前の反迫害24周年活動

　中国人からの感謝

　名古屋の領事館で用事を済ませた中国人女性は、学習者が掲げた横断幕の内容と平和に迫害を反対する場面を見かけた。彼女はすぐに携帯電話でこの場面を記録し、友人に共有した。

　その後、女性は自動販売機でお茶を買ってきて、学習者の足元に1本ずつ置いた。炎天下で法輪功の無実を訴え、人々に注目を呼びかける学習者の善行への感謝の気持ちだと言った。学習者たちも女性の好意に感謝し、蓮の花の飾りと法輪功の資料を渡し、女性は喜んで受け取って帰った。

　福岡の新しい学習者「人々に私たちが伝えるメッセージを考えて欲しい」

　増田晴美さんは法輪功を学んで1年未満の新しい学習者で、初めて領事館前の反迫害活動に参加した。

　増田さんは法輪功を学んで変わったことについて、「子供の頃から『きっと人生の答えが見つかる、いつか本物に出会える』と期待していたものに、やっと出会えて心の深いところに安心感が芽生えた事です」と話し、「病気治療に興味がなかったのですが、花粉症とひどい頭痛が治り、健康で元気になりました」

増田晴美さん

　また、福岡領事館前の抗議活動について、「私が参加した１つ目の理由は、領事館で働く人間に迫害停止についての学習者の平和的かつ強い抗議の意思を知らせ、真の善悪について考える機会となって欲しいからです」と話した。

　また、「２つ目の理由は、鮮やかな青と黄の横断幕、爽やかな黄のシャツで静かに並ぶ学習者の姿を見る人々に、私たちが何を抗議しているのか、横断幕の文字の意味はどういうことなのか、ひいては法輪功は何なのか、真相が伝わることを願って参加しました」と語った。

　名古屋の学習者「迫害が終わらない限り、反迫害活動を続ける」

　名古屋領事館前の活動に参加したベトナム人学習者・グエン（Nguyễn thị huế）さんは「私は1人の法輪功学習者として、毎日の仕事と生活において、「真・善・忍」の教えに従っています。法輪功は今、世界100カ国以上に広がり、多くの人に恩恵を与えました。なぜ、中国本土だけで非人道的な弾圧をされているのでしょうか？　このような根拠のない迫害は直ちに停止すべきです。私たちは自分の行動で人々にこの迫害を知ってもらい、正義と良知を喚起して、一刻も早く法輪功学習者への迫害をやめさせたいです」と話した。

法輪功迫害の実態を訴える資料を配る徐さん

　徐さんは「今日、名古屋の領事館前に立っているこれらの若者は皆、法輪功を学んで心身とも恩恵を受けた人です。彼らは自らここに来て、法輪功への迫害停止を呼びかけています」と話した。

　「迫害はすでに24年も続いています。これは第一次と第二次世界大戦の合計年数を超えました。実は、法輪功への迫害は中国共産党から発動した戦争と言えます。これは善良で、『真・善・忍』の理念を実践する法輪功学習者への戦争です。この残酷な迫害は今でも続いています。迫害が終わらない限り、私たちは反迫害活動をやり続けます」と徐さんは語った。

　小樽の学習者「法輪功を学ぶことは自由」

　ベトナム人の学習者・グエンさんは小樽から札幌の中国総領事館前の抗議活動に参加した。彼女は「法輪功を学んで2カ月、私の不眠、食欲不振、車酔いの症状は全部治りました」

　「法輪功は私に良い人になることを教えています。私はたくさんの恩恵を受けました。今日、J Rに乗ってくる途中、中国人が私のTシャツに書いた『法輪大法は素晴らしい』の文字を読んで話しました。私は自分の行動でみんなに、中国本土以外の全ての場所では、法輪功を学ぶことは自由で、そして、法輪功学習者は良い人を伝えたいです。ここに来て、中国政府に法輪功への迫害を直ちにやめさせたいと望んでいます」と話した。