【明慧日本2023年7月30日】北京市延慶区の法輪功学習者・郎東月さん(以下、学習者)は、長年にわたって迫害を受け、家を出て放浪生活を余儀なくされていた。2021年12月14日、郎さんは河北省張家口市の懐来県で不当に連行され、その後当局に起訴され、裁判を開廷された。証拠不足のため、法廷審理は途中で中断した。しかし、最近の情報では、郎さんは張家口市宣化区裁判所により懲役9年の不当判決、罰金1万5千元(約30万円)を科されたという。
北京市延慶区延慶鎮上水磨村の郎さんは、幼少期から喘息と全身の癣病に苦しんでおり、10分間、安らかな睡眠が取れるだけでも贅沢なことだった。農作業などは一切できず、数10年間にわたって治療を受けてきたが治らなかった。1998年6月、郎さんは法輪功を学んで間もなく全身の病気が消えた! 1円もかからなかった。
中国共産党(中共)の法輪功に対する狂気じみた迫害の中で、郎さんは何度も連行され、5回も不当に労働教養を強要され、そのうち4回は北京市女子労働教養所で、1回は遼寧省馬三家労働教養所で迫害され、合わせて10年以上拷問された。北京市労働教養受刑者配置所、新安労働教養所で電撃や「ヤモリが壁を登る」、強制的に薬を口に注がれる、性的部位に対する暴力などの拷問に苦しめられた。口をこじ開けられて歯も打ち落とされた。また、遼寧省馬三家労働教養所で殴打、縛り付けられる、電撃、吊るし上げるなどの拷問を受けた。
労働教養所で郎さんは麻薬常習者に胸を猛打され、窒息寸前となったこともある。ベッドに押さえつけられ、ハエ叩き用の道具で陰部を何度も強打され、下腹部を打ちつけられ、下半身が腫れ上がり、長い間歩くことができない状態になった。さらに、服を剥ぎ取られ、拳や足で蹴る、棒で叩く、歯ブラシを下半身に入れられるなどの非人道的な拷問を受けた。
拷問のイメージ図:複数のスタンガンで電撃ショックを与える |
郎さんは2019年、再度、放浪生活を余儀なくされた。
2021年12月14日、河北省懐来県のアパートで、郎さんはまだ寝ていたとき、突然押し入ってきた警官らに連行された。厳寒の冬だったが、インナーのままで連れて行かれ、頭と顔に衣服を被せられて一度乱打された。
2023年3月8日、朗さんは張家口宣化区新裁判所で裁判を開廷された。弁護士は郎さんは無罪だと主張した。証拠不足のため、法廷審理は継続できず、昼になって休廷になった。
郎さんの夫・王連義さんも長年にわたって迫害され、プレシャーが限界となり、2022年4月に死亡した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)