【明慧日本2023年8月5日】ルーマニアの法輪功学習者は、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害に対する平和的な抵抗と抗議の24周年を記念し、2023年7月20日から7月22日にかけて、法輪功迫害の実態を伝える複数の活動を開催した。
7月20日、法輪功学習者たちは中国大使館前に集まり、反迫害の横断幕を掲げ、集団で煉功を行った。また、迫害されて亡くなった同修の肖像を手に持ち、中共による法輪功学習者への迫害を制止するよう訴えた。
7月21日の夜、学習者たちはカロル1世国王の像のそばにある勝利通り(Calea Victoriei)でキャンドル・ビジル(訳注:ろうそくによる黙とう)活動を行った。学習者たちは迫害によって亡くなった学習者の肖像を手に持ち、静かに座り、哀悼した。
7月22日の夜、法輪功学習者はブカレストの旧市街地域とミハイ1世国王公園の入り口で法輪功が迫害されている実態を伝える活動を行い、中共による法輪功に対する24年にわたる迫害についてルーマニアの人々にその実態を伝えた。
これらのすべての活動の中で、法輪功学習者は真相資料を配布し、通行人の疑問にも答えた。学習者は横断幕とパネル資料を使って、法輪功の修煉、および中共による法輪功への迫害を説明した。
法輪功が迫害されている実態を伝える法輪功学習者 |
7月20日ブカレストの中国大使館前での平和抗議活動 |
ルーマニアのミハイ1世国王公園で煉功を行う |
法輪功は「真・善・忍」に基づき、中国古代の文化と伝統を源にした修煉法である。公に伝えられた当初、法輪功を修煉する学習者の数は毎週倍増していた。しかし、1999年7月20日、当時の中共の指導者であった江沢民が法輪功を迫害するよう命令し、一夜のうちに、法輪功学習者は不当な逮捕や拷問を受け、多くの人が中共による臓器摘出の被害者となった。
現在、世界各地の学習者は法輪功が迫害されている実態を伝える活動を展開し、中共の嘘を暴露し、人々に法輪功のすばらしさを伝えている。多くの人々に伝える中で、特にルーマニアの人々は迫害の実態を理解し、今も迫害を受けている中国の学習者を支持すると意志を示した。
医師は、法輪功が広めているのは社会の根本的な道徳的価値観であると賞賛した
7月21日夜に行われたキャンドル・ビジルは、2人の若い医師、アレクサンドラさんとアンドレアさんに深い感動を与えた。法輪功学習者がルーマニアですでに24年間も修煉していることを知ったアレクサンドラさんとアンドレアさんはとても喜び、同時に、自分たちが法輪功を知ったのがこんなにも遅かったことを残念に思った。
アレクサンドラさんは「ルーマニアにおいてこのような修煉法があることは非常に良いことであり、特に道徳的な価値観が社会の根本であることを若い人々に認識させることができます。現代の若者は毎日、さまざまな情報や動画、誘惑の干渉に直面していますから」と語った。
二人は医師として、かつて生命を守ることを誓った中国の医師が無実の学習者の身体から臓器を摘出し、当局の指令に従って利益を得るために、それらの臓器を販売しているという行為に驚愕した。アレクサンドラさんは、「これは医師の倫理に反する行為であり、このようなジェノサイド行為は停止されるべきです。この迫害を終わらせるために、中国での迫害をできるだけ多くの人に理解してもらう必要があます」と語り、アンドレアさんは「中国において真・善・忍の価値観が迫害されていることは非常に心が痛みます。このような状況は早急に終息させるべきです」と語った。
また二人は、中共が行っている不正な行為について家族や友人に伝えるつもりだと言った。
アンドレアさんはアレクサンドラさんに、法輪功学習者が行っている煉功場の見学に行ってみて、法輪功の功法を試してみることを提案した。
中国で迫害されて亡くなった同修を悼む法輪功学習者 |
法輪功が迫害されている実態を理解する若者たち |
7月21日 法輪功学習者が勝利通りでキャンドル・ビジルを行い中共の迫害行為に世界中の注目が集まった |
7月22日 ブカレスト旧市街のルーマニア国立銀行前で行われた法輪功迫害の実態を伝える活動 |
男の子とその母親が法輪功を理解する
法輪功の功法を学ぶラリシュ君 |
7月22日の法輪功迫害の実態を伝える活動では、小さな男の子ラリシュ君とラリシュ君の母親が、学習者たちの煉功する様子を一緒に見学した。1人の学習者が法輪功について説明した後、ラリシュ君はその学習者に煉功を教えてほしいと言った。
学習者がラリシュ君と母親に「真・善・忍」の原則を紹介した時、親子二人はその価値観に賛同した。ラリシュ君は非常に興奮し「真・善・忍」の価値観に基づいて生活できるよう努力すると話した。「僕はずっとこれをやっていく!」とラリシュ君は言った。
ラリシュ君と母親は、ミハイ1世国王公園の煉功場に学習者を訪ねて行き、そこで煉功を始めるつもりだと言った。
法輪功が迫害されている実態を明らかにし |
7月22日シャルル・ド・ゴール広場からミハイ1世国王公園の入り口に向かう道路で法輪功迫害の実態を伝える活動を行う法輪功学習者 |