【明慧日本2023年8月13日】(明慧ドイツ記者)ドイツ政府の公式サイトに7月27日、ドイツの国会議員で、連邦政府宗教・信教の自由担当委員でもあるフランク・シュワーベ氏から送られた、法輪功学習者の反迫害24周年を支持する書簡が掲載された。
フランク・シュワーベ氏の書簡を掲載したドイツ政府公式サイト(スクリーンショット) |
ウェブサイトの見出しによると、多くの(反迫害)活動によって、人々が法輪功に対する迫害に注目を集める中、7月20日、ドイツ与党の一つである社会民主党の国会議員であり、連邦政府の宗教・信教の自由担当委員でもあるフランク・シュワーベ氏が活動関係者に挨拶を送ったという。
フランク・シュワーベ氏と、ドイツ政府公式サイトに掲載された支持書簡の全文 |
フランク・シュワーベ氏は書簡の中でこのように述べた。「連邦政府宗教・信仰の自由担当委員として、皆さんにご挨拶を申し上げます。今日、その場(反迫害の活動)にいたかったです。そして、中国(中共)政府の信仰者に対する厳しい弾圧に注意を促したいです」
「法輪功学習者が大規模な迫害を受けてから24年以上が経ち、私たちは彼らに最も深い同情と支持を表明します。真・善・忍に基づく精神修養団体である法輪功が、中国(中共)当局にとって脅威となっているようです」
「今日に至り、中国(中共)当局は、その人権侵害、嫌がらせ、不当拘禁、およびいわゆる再教育措置に関する報道に反論することができず、反論する気もないようです」
「さらに、(中共による)収監されている法輪功学習者に対する違法な臓器摘出は、常軌を逸していて思いもよらないものです。これらのすべては私を深く悲しませています」
「改めて、私は中国(中共)政府に対し、国際法を遵守すること、宗教と信仰を自由に実践する権利を含む人権を保護すること、中国における臓器提供の獲得と移植の透明化、そして、国際社会が裁判の審理と刑務所(の状況)に自由に立ち入ることを認めることを呼びかけます。それがこれらの深刻な疑惑を解決する唯一の方法です」
「宗教、信仰、精神の自由は基本的人権であり、自由で公正な社会にとって不可欠であることを忘れてはなりません。私たちはまた、世界中の多くの人が自分の信仰や宗教または信仰の自由への堅持のために迫害されていることを認識しなければなりません」
「今日、私たちはともに彼らを追悼しつつ、宗教と信仰の自由、人権および表現の自由を尊重する世界を築くために尽力しましょう。法輪功学習者の経験に鼓舞され、私たちがより自由な社会のために勇気を持って恐れずに努力できることを願います」
「私はこれからも皆さんに助力しつつ、皆さんとともに宗教、精神、信仰を自由に信奉する権利を守るよう努力することを信じてください」