　【明慧日本2023年8月13日】（前文より続く）

　スイスの政治家20人以上が法輪功の反迫害を声援

　スイスの学習者たちは7月20日、ジュネーブ国際連合人権高等弁務官事務所の前で集会を開催し、中国共産党（中共）による法輪功への24年にわたる迫害を制止するよう呼びかけた。スイスの政治家21人から声援の書簡を送られた。

スイス連邦議会議員7人と州・市町村議会議員14人が、法輪功学習者への声援する書簡を送り、過去24年間にわたる中共の迫害に対する学習者の平和的かつ理性的な反対を支持することを表明した。写真は上段左から右・下段の順：スイス連邦議会国民院議員ローランス・フェールマン・リエル氏、スイス連邦議会国民院議員レオノール・ポルシェ氏、スイス連邦議会国民院議員クリスチャン・ダンドレス氏、スイス連邦議会国民院議員トーマス・ブラーシ氏、スイス連邦議会国民院議員フィリップ・ナンテルモ氏、ジュネーブ州議会議員、スイス連邦議会国民院前議員ジャン＝シャルル・リエル氏、ジュネーブ社会党主席、ジュネーブ州議会議員、スイス連邦議会議員候補者トーマス・ヴェンガー氏、ジュネーブ州議会議員、フィリップ・ド・ルージュモン氏、ジュネーブ市議会議員ロッシ・ジョン氏、ヴァレー州議会議員、スイス中央党青年副主席マキシム・モワ氏、ヴァレー州議会議員マチュー・クレルク氏、フリブール州議会議員、議会中間党党団党首ウベール・ダフォン氏、ヌーシャテル州議会社会党議員メアリー＝クロード・ファレ氏、ヌーシャテル州議会議員、議会副議長ニール・スミス氏、ヌーシャテル州議会議員リシャール・ギゴン氏、ヌーシャテル州議会議員ブレーズ・フィヴァ氏、4ヌーシャテル州議会議員アサモワ・ローズ氏、ヌーシャテル州大議会前議員、現在のヴァル＝ド＝トラヴェール市議会議長ナオミ・ウンベルト氏、ジュラ州議会議員ニコラ・ジラール氏

　スイスの複数の議員が、中共による人権侵害行為を非難し、スイス当局に対してこの迫害を終結させるために、より一層努力するよう要求する書簡を送った。書簡では、学習者の勇気と忍耐を称賛し、信仰と思想の自由が尊重されることを確保するために、学習者の反迫害行動を支持した。

　欧州委員会のメンバーであり、スイス連邦議会議員のジャン＝ピエール・グラン氏は、書簡の中で次のように述べている。「中国に対し、世界保健機関の器官提供の透明性と追跡可能性に関する要求を完全に遵守するよう求める。専門家たちと同様に、私は中国に対し、『生体臓器収奪』の告発に迅速に応じ、国際人権機関による独立した観察を許可するよう呼びかける」と述べた。

　ベルギー連邦議会議員から送られた声援書簡

　ベルギー議会外交委員会のメンバーであるアニック・ポンティエ氏が、ベルギー法輪大法学会会長宛に書簡を送った。

ベルギー議会外交委員会メンバーのアニック・ポンティエ氏

　アニック・ポンティエ氏は書簡の中で、「24年前の今日、中共は法輪功学習者への迫害を開始した。この間、数十万人の追随者が拘禁され、最も厳しい拷問を受けています」「私は、すべての起訴、拷問、拘束、そしてそれ以上のひどい扱いを受けた無実の被害者に深い敬意を表します。彼らには強い力が備わっており、将来の自由に対して希望に満ちていることを祈っている」と述べた。

　フィンランドの複数の政治家から支持の書簡が届く

　フィンランドの一部の学習者が7月15日、首都ヘルシンキで「7.20」反迫害24周年集会やパレードなどの活動を開催した。元フィンランド国会議員、欧州議会議員のサトゥ・ハッシ氏と、元欧州議会議員、フィンランド国会議員のメルヤ・キュッロネン氏が支持の書簡を送った。

サトゥ・ハッシ氏（左）、メルヤ・キュッロネン氏（右）

　キュッロネン議員は書簡の中で、次のように述べた。「困難な時代に直面しても耐え抜くためには、互いの支えと力が必要です。 24年間は長い時間であり、迫害された人々の人生において辛い時間であり、恐怖の中で生きる時間でもあるのです」

　「我々は共に努力を続け、迫害を終わらせなければなりません。それぞれが自身の力を尽くし、互いに助け合う必要があります。私たちは沈黙を守ることはできません。共に頑張り続ける義務があります」

　オランダ複数のNGOが反迫害に声援

　オランダの学習者が7月15日午後、ダム広場に集まり、中共に迫害された学習者の死を追悼し、中共による法輪功迫害の真実を暴露した。アムネスティ・インターナショナルやその他の組織は、法輪功の反迫害に声援を送った。

7月15日午後、ダム広場で開催された反迫害24周年の記念活動

　アムネスティ・インターナショナルは声明の中で、次のように述べた。「1999年、中国政府は法輪功弾圧を監督する『610弁公室』を設立した。その結果、何万人もの法輪功学習者が恣意的に拘束され、拷問を受け、精神的な信仰を放棄するよう強要された」

　「中国で法輪功への弾圧運動が開始されてから24年に際し、オランダ・アムネスティ・インターナショナルは、中国当局に対し、ただ信条と言論の自由を行使のために投獄されたすべての人々を直ちに釈放するよう求める」

　非政府組織ジェラルド・ヌート宗教の自由財団も、法輪功の反迫害を支持する声明を発表した。声明は、「厳しい弾圧にもかかわらず、法輪功学習者は平和的な抵抗で強く続けている。彼らは命をかけ、勇気をもって信念を貫き、平和的に迫害の終結を要求してきた。彼らの不屈の精神は、世界中の数え切れないほどの人や組織を鼓舞し、彼らと共に正義と自由のために闘っている」と述べた。

　そして、「法輪功学習者の苦しみから目をそらしてはならない。中国で不当に迫害されている無数の法輪功学習者に声援を送ろう。世界の公民として、私たちは迫害に対して声を上げる責任がある！　現在進行中の弾圧を直ちに終わらせよう！」と呼びかけた。

　アイルランドの政治家が法輪功の反迫害を支持

　アイルランドの学習者は7月12日、ダイル・エイレンのレンスター・ハウス前で集会を開き、中共による法輪功への迫害を阻止するため、国民に協力を呼びかけた。当日は複数のアイルランド国会議員も出席し、法輪功を支持する請願書に署名した。

　ポール・マーフィー下院議員は、迫害に反対する学習者を支持する請願書に署名し、（中共が）法輪功への迫害を停止し、学習者の生体臓器収奪を停止するよう求めた。マーフィー氏は、「もし大規模な生体臓器収奪であれば、それは恐ろしいことだ！　私たちは、中国で行われているすべての迫害と、如何なる市民権を剥奪する行為に反対する」と述べた。

　ダニー・ヒーリー＝ライ下院議員は、中共による学習者への迫害は「不合理で間違っている」とし、「私は如何なる人が受けている迫害を見たくない」と述べた。ヒーリー氏は、学習者の反迫害を支持して、「私たちは皆、何かできることがある、もし私たちが行動しなければ、私たちがどれほどの変化をもたらすことができるのか、永遠に知ることはできないだろう」と述べた。

　学習者の反迫害に声援を送るダニー・ヒーリー＝ライ下院議員

　ジョニー・ギーク下院議員は、中共による学習者への迫害を停止するための請願書に署名した。また、マティ・マクグラス下院議員も声援を表明し、学習者と記念写真を撮り支持を示した。

学習者の反迫害を支持して署名するジョニー・ギーク下院議員

学習者と記念撮影するマティ・マクグラス下院議員

　ブリッド・スミス下院議員は、学習者の反迫害を支持する書簡を送り、「すべての人権侵害、国家による弾圧、迫害、拷問の行為を非難する」と述べた。

ブリッド・スミス下院議員

　ダブリン州ダンドラム郡議会のジム・オリアリー議員も、「法輪功学習者が迫害や弾圧を受けずに自由に修煉できることを支持する」と述べた。

ダンドラム郡議会のジム・オリアリー議員

　オーストリア国会議員、中共の法輪功迫害を非難する声明を発表

　オーストリアの学習者は7月15日、ウィーンのシュテファン広場に集まり、過去24年間の中共による法輪功への残酷な迫害を暴露し、迫害の停止を訴えた。

ウィーンのシュテファン広場で拷問模擬の実演する学習者

　オーストリア国会議員のファイカ・エルナガシ氏は声明の中で、「信仰に基づいて他人を迫害することは、人権の重大な侵害です。（中共の）24年間にわたる法輪功学習者への弾圧と残虐な迫害を明確に非難し、そして被害者に援助を提供します。（中共は）全体主義体制であり、拘禁、拷問、暴政などの組織的なテロ行為を通じて、批判的な声を封殺しています」と述べた。

　エル・ナガシュ氏は、「人々に敬服させているのは、数年、数十年来、人々（法輪功学習者）の意志と抵抗弱まっていないことです。彼らは信仰と功法からエネルギーを得て、このよく忘れられがちな話題（中共の迫害）を人々に知らしめるために努力してきました。彼らの努力によって、私たちは（中共による）違法な臓器売買について知ることができましたが、これは法輪功学習者に対する犯罪行為の一部に過ぎません。法輪功学習者が恣意的に拘束され、拷問され、中傷されている事実も存在します」と述べた。

　オーストリア国会議員のペトラ・ヴィマー氏は声明で、「拷問、労働による再教育、違法な臓器売買で亡くなった法輪大法学習者とその親族を心配しています。国際社会の注目が、これらの問題に対する認識を高めることができ、中国（中共）政府に対して、これらの行為を止めるよう圧力を強めることができます」と述べた。

　（完）