文/中国の大法弟子
【明慧日本2023年8月14日】私は今年62歳です。1999年より前に大法を修煉しはじめました。修煉してから、心身ともたくさんの恩恵を受けました。今、修煉中の一部の体験を同修のみなさんと交流したいと思います。
一、師父の法身は弟子のすぐ隣におられる
少し前のある日の午後5時、私は協調人の要求に従って、オートバイに乗り、真相拠点から一箱の真相資料を受け取り、別の学法グループに届けようとしていました。曲がり角で、急に筋骨隆々の大男が乗ったオートバイと衝突してしまいました。その人は上半身裸で、両腕と胸と背中に龍の入れ墨がたくさんあり、とても恐ろしげでした!
2台のオートバイが衝突し、大男は罵りながらもすぐにズボンのポケットから携帯電話を取り出しました。彼が警察を呼ぶのか、何をしようとしているのかわかりませんでした。私が思っていたのは、私が持っているのは一箱分の大法資料で、もし彼が警察を呼んだら…という不安でした。するとその時、後ろから20代の若い男性がやってきて、その大男に向かって「何の電話をするんだ! オートバイが衝突したら、修理に行け!」と叫びました。大男はその叱責に驚き、電話するのをやめました。私はその若い男性に尋ねました。「どこに修理屋があるんですか?」と。若い男性は近くを指差し、私たちを修理屋へ案内してくれました。修理屋の技師が大男のオートバイを点検し、修理にかかる費用は30元だと言いました。
私のオートバイは壊れていなかったのですが、現金を持っていなくて困っていました。すると、ちょうど学法グループから法を学び終えた同修がこちらに向かって歩いてきました。彼女は私に向かって、「ちょうど学法グループから出てきたところです」と言いました。私はその同修から30元を借りて大男に渡して、すぐにオートバイに乗り、その場を離れました。
私はこの出来事が弟子の向上のために、師父によって按排されたことだと知っています。師父に感謝します!
二、連行され、真実を伝えて警官を救う
数年前のある日の午前9時頃、邪悪は統一行動を取り、同時に地元の資料拠点に押し入り、捜査し、破壊しました。資料拠点の同修は同じタイミングで連行されました。その日、私と資料拠点の他の2人の同修は、坐禅をして『轉法輪』を読んでいました。突然、30人以上の私服警官が押し入り、私たちを囲みました。彼らの一人がすぐに携帯電話を取り出し、上司に状況を報告しました。彼の話から、彼らが6階建ての建物をすべて包囲し、階層ごとに違法に捜査していることが分かりました。彼らは午前中ずっと私たちの資料拠点で無謀なことをし、資料拠点を破壊しました。
一人の責任者が部下にビデオレコーダーを持ってこさせ、私に向かって質問をしました。そして私に署名するよう要求しました。私は非常に落ち着いて、厳かな態度で以下の3点を回答しました。一つ目、「真・善・忍」は衆生を救い済度する佛家大法である。警察官として、あなたが「真・善・忍」はすばらしいと信じることができれば、あなたの命も救われる。二つ目、私たちは大法弟子であり、大法の師父の弟子である。私たちを管理できるのは大法師父だけであり、私たちは師父の言葉だけを聞き、他の誰にも私たちを管理する資格はない。三つ目、大法弟子として、私は絶対にあなたたちに協力しない。また、大法弟子を迫害しないようお勧めする。さもなければ、あなたたちの祖先や子女たちもひどい目に遭わされる。それはあなたやあなたの家族にとっても良いことではない。
多くの警官が静かに聞いていましたが、誰も何も言いませんでした。
その時、一人が私たちの資料拠点から持ってきた新年の卓上カレンダーを手に持って、「あまりにもきれいだ! あなたたちが自分たちのお金で作ったのですか…」と感嘆しました。私は彼が心から大法弟子に感服しているのを目にしました。
お昼になると、彼らは食事に行きました。私は留守番をしていた私服警官に「大法の『論語』を暗唱してあなたたちに聞かせてもいいですか?」と聞くと、彼らの一人が「いいですよ」と答えました。私たち3人は坐禅をして、『論語』や『轉法輪』九講の目次、そして『洪吟』を暗唱しました。警官らは静かに聞いていました。
午後、彼らは私たち3人と家族を強制的に派出所に連れて行きました。そして、私たちの資料拠点の機器と真相カレンダー1000冊以上、そしてたくさんの大法の書籍を派出所に運びました。
最初に尋問室に呼ばれたのは私でした。そこで私は手錠と足かせを付けられ、固定された椅子に座らされました。私は名前を明かさず、彼らが聞いたすべての質問に答えることを拒否しました。すると、彼らは私を尋問室から出してくれました。その時、私は尋問をしていた警官が電話で上司に報告しているのを聞きました。「彼らは答えることを拒否しています。どう記録すればいいですか?」相手から大きな声で「ただ『回答を拒否』とメモ帳に書けばいい」との回答するのが聞こえました。しばらくして、彼らは再び私を尋問室に呼び入れ、手錠と足かせを付けました。尋問者は独り言のように自問自答していました。「答えるのを拒否する、答えるのを拒否する、答えるのを拒否する……」
私はこの機会を利用して真相を伝えようと思いました。「あなたたちが弾圧しているものは何か知っていますか? 大法の主要な著作である『轉法輪』の序文である『論語』は宇宙大法のすべてを含んでいます。私が『論語』をあなたたちに暗唱しましょう」といい、私は暗唱し始めました。警察官たちは一組ずつ部屋を出入りしましたが、誰も声を出すことなく、静かに聞いていました。雰囲気は非常に穏やかでした。
私は続けて言いました。「大法の師父は人類が末後の災難の時期に至ったと告げていますが、これは善人や修煉者とは無関係で、大法は縁のある人を済度します。現在、法輪大法は100以上の国と地域に広まっており、人々に善人になるよう教え、心を修め善に向かい、本性に戻るよう導いています。法輪大法、つまり法輪功は佛家の上乗修煉大法であり、1992年に李洪志師父によって長春で伝え出されました。大法は人々の道徳を向上させ、病気治療と健康増進に奇跡的な効果をもたらし、大きな好評を得ています。国のために多額の医療費を節約しました。法輪功は国と人々に百利あって一害なしです。修煉者は1億人を超えています。1999年7月、器量が小さい江沢民は嫉妬心から、権力を法の代わりに使って法輪功を迫害しました。当時の政治局の7人の常務委員のなか、江沢民を除く6人は法輪功を迫害することに賛成しませんでした。
大法弟子が日々、年々真相を伝えているのは、人々を救うためです! あなたたちも知っていますか? 人がやっていることを天は見ています。あなたたちが大法を認め、真相を理解すれば、命が救われるのです。しかし、私たちはあなたたちに連行され、手足を縛られています。考えてみてください、あなたたちの行為は正しいですか? あなたたちは犯罪を犯しています! あなたたちもよく知っていると思いますが、真相を伝えて人々を救うために、どれだけの大法弟子が違法に逮捕され、拘束され、有罪判決を受け、さらに失踪させられ、生きたまま臓器摘出されたのかを。宇宙は法によって正されています。大法弟子たちは師を助けて人々を救い、それぞれが自分の位置を決めています。古語には「頭上三尺に神あり」という言葉があります。あなたが善の念を動かしたのか、悪の念を動かしたのか、神佛はすべてご存じなのです」
ここまで話した時、私は警察に伝えるべきことをほぼ話し終えたと思いました。その時、一人の警察官が私に近づき、私の手錠と足かせを外して、少し休ませてくれました。私は尋問室を出てきました。
当日の夕方、私を看守している警察官に「610弁公室」のトップに話したいことがあるので、呼んで来て欲しいと頼みました。「610弁公室」のトップがやってきました。私は彼の名前を尋ねましたが、彼は教えてくれませんでした。私は彼に三つのことを伝えました。一つ目、全世界が江沢民を告訴している中で、あなたは未だに法輪功学習者を連行している! 二つ目、一つの国家にとって、「憲法」が母法であり、他のどんな法も母法に従わなければならない。司法解釈など、いかなる法的効力も持たない。三つ目、公安部が確認した14種類の邪教の中に法輪功は含まれていない。江沢民の言葉は法ではない。
翌日、私は再び看守の警官に「610弁公室」のトップを呼んできてもらいました。私はその人に対して再び三つのことを伝えました。一つ目、あなたたちは私たちを尋問するため連れてきたと言っているが、私たちに対する拘束は既に規定時間を超えており、解放しなければならない。二つ目、昨日、あなたたち30人以上の私服警官が私たちが学法していた部屋を家宅捜索したが、警察の制服を着た者は一人もおらず、捜査令状もなく、これは「家宅侵入」に当たり、法を執行しながら法を犯している。三つ目、昨日私たち3人は座禅をして読書をしていただけで、何の違法行為もしていなかった。警察署のすべての警察官が現場の目撃者である!
しかし彼はただ公務を遂行しているだけだと言い、人を解放する権限はないと主張しました。私は彼に伝えたのはすべて事実であり、真心で彼に忠告しました。「あなたは『銃口を1センチ持ち上げる』ことができます」と。彼はしばらく考え込んだ後、去っていきました。
3日目になり、私は再び看守の警官に「610弁公室」のトップを呼んできました。そして、再び三つのことを伝えました。一つ目、公務員終身責任制により、大法に対する犯罪行為は最終的に法的制裁を受けることになる。二つ目、最高法院が「案件があれば必ず処理し、訴えがあれば必ず対応する」と発表しており、私はあなた個人に対する告訴を堅持する。三つ目、国家新聞出版総署の第50号令で、法輪功の書籍の出版禁止を解除している。私たちは法輪功の書籍を合法的に所持していて、あなたたちが大法書籍や他の大法資料を押収したことは全て違法である。
3日間、私たちは全世界の朝の煉功に参加し続けました。真相を伝え、法輪功の修煉が違法でないことを強調し、必ず私たちを解放するよう要求しました。また、非合法な逮捕に対して私たちが告訴を堅持することも説明しました。
その間、私たちは三人の警察官に三退してもらいました。
3日目、派出所では深夜12時を過ぎるまで会議が開かれました。未明になって、私たち3人は解放されました。彼らは私たちを車で送ろうとしましたが、私たちは拒否しました。私たち3人は手をつなぎ、元気よく、夜の闇の中を歩きました。それぞれが自分の家に戻りました。
(続く)