【明慧日本2023年8月19日】叔父は今年(2014年)52歳です。若い頃、ある工場の供銷合作社(政府系生活協同組合に相当)の課長で、営業の中堅メンバーでした。当時、毎日仕事が忙しく、出張も多かったうえ、夜更かしやタバコなどの悪い習慣がありました。そのためひどい喉頭炎にかかり、症状が出ると飲み込むことさえも大変でした。叔父は多くの名医を訪ねましたが、どの医者も「この病気は治らず、症状を和らげることしかできないうえ、一生漢方薬を飲み続ける必要がある」と言いました。
30年以上、叔父はこの病気に苦しめられ、息苦しく、毎日生きるのは死ぬよりつらいと考えていました。また何度も余生を終わらせようと思いましたが、妻と娘と別れることができず、何とか生きるしかありませんでした。しかし叔父はいつも、人生はあまりにも辛く、生きていても無意味だと感じていたのです。
2011年10月のある夜、叔父は突然、喉が火のように焼けるような耐え難い痛みを感じ、呼吸もままならず、飲み込むこともできず、口の端から唾液が流れ落ちてきました。それを見た家族は、急いで応急処置をとり、痛みを和らげるために冷たい水を口に流し込み、症状を和らげるために漢方薬を飲ませました。
その時、私はすでに法輪功を学び始めていたので、叔父に「一冊の本をあげるから、それを読めば良くなりますよ」と言い、『転法輪』という本を渡しました。
叔父は表紙裏の金色の法輪を見て、さっきまで死にかけていたのに、急に人が変わったかのように、目が喜びに輝き、穏やかな表情を見せたのです。そして「本当に素晴らしいと思う」と言いました。
それ以来すべてが変わりました。叔父は師父の本を気に入って手放せなくなり、毎朝起きて最初にすることは師父の本を読むことでした。叔父は私に会うたびに次のように言いました。「師父は宇宙で最も偉大で至高無上の方です。法輪功を学び、師父だけが私を救えると分かりました。師父のことを聞くことこそが最も正しく、これこそ返本帰真できるのです。師父が段取りしてくださった道を歩むことで、私は第二の生命を得ることができました」。毎回このような事を言うたびに、叔父は全身が軽くなり、何とも言えない気持ちよさを覚えたと言います。
それから2ヵ月後のある日、叔父はその晩ぐっすり眠り、夢の中で師父が微笑んでおられるのを見ました。朝起きると、叔父は30年間悩まされていた喉頭炎が完全に消えていることに気づき、喜んでいました。そこで私は叔父と病院に行き、全面的な検査を受けました。検査結果、叔父の病気は完治していました。
叔父の病状を知っていた医師、親戚、友人がこの事を知った後、皆が奇跡だと話しました。法輪大法が叔父に第二の生命を与えたのです。