【明慧日本2023年8月20日】湖北省安陸市(あんりくし)の法輪功学習者・範金和さん(男性)は、法輪功を実践していることを理由に7月3日、安陸市裁判所に懲役1年の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
範さんは公務員であり、1996年に法輪功を学び始めた。範さんは法輪功の理念である「真・善・忍」に基づいて、自分を律し、人柄もよく周りの人から高評価を得ていた。
範さんは新型コロナウイルス感染症のパンデミックで非常に多くの人が亡くなっているのを見て、多くの人が心身ともに元気になった自分と同じように法輪功から恩恵を受けることを望んでいた。
2023年1月26日に範さんが連行される前日、警官は範さんの家を家宅捜索し、パソコン、プリンター、法輪功迫害の事実に関するシールを押収した。警官らは範さんがシールを貼る様子を監視カメラで録画したと主張した。彼らが来たとき範さんは家にいなかったため、彼らはすぐに立ち去り、翌日戻ってきて範さんを連行した。
範さんにはまず15日間の行政拘留が言い渡され、その後さらに15日間の刑事拘留が言い渡された。範さんの逮捕は2023年2月24日に許可された。警察は範さんの案件を安陸市検察庁に提出し、「法律の実施を妨害した」という罪で起訴した。
安陸市裁判所は6月20日に範さんの訴訟の審理を開き、7月3日に範さんに懲役1年の不当判決を言い渡した。
以前、範さんは法輪功を実践する権利を訴えたとして、当局に連行された。2000年10月、範さんは沙洋強制労働教養所に2年間拘禁された。