文/中国の大法弟子
【明慧日本2023年8月20日】長年にわたる大法弟子に対する邪悪な迫害の中で「スパイ」や「情報提供者」は常に国内外に存在し、邪悪な者が大法を迫害する主な方法の一つとなっています。 スパイや情報提供者とは、邪悪にいわゆる情報を提供する者であり、邪悪と連絡を保っている者のことです。
私たちは知っていますが、本当に大法を修煉している人がスパイや情報提供者にはならないと思います。 しかし、大法弟子を迫害する国家保衛部門の人々自体がスパイの出身であり、彼らの考え方や観念の中には、非常に悪質で狡猾なものがあり、正常な人でも簡単に彼らに騙されてしまうのです。彼らはしばしば、日常的な方法を用いて罠を仕掛けて人を騙しますが、これは彼らの常套手段です。例えば、ある日私が彼らに強制連行されたとき、彼らは私の家の電話番号を尋ね、このことを私の家族に知らせると言いました。そして彼らは私の家族に電話をかけ、まるで本当のことの様に話しました。 その時の私は、家族が知れば安心するだろうと思い、信じて疑わなかったのです。 しかし、これは彼らが仕組んだ罠であり、家族は私が連行されたことを知らず、まったく話していなかったことに後から気づきました。
もう一つ具体的な例を挙げると、迫害において、彼らはあなたに見させるように意図的に仕込み、あなたに偶然見たと思わせたり、あるいは彼の会話内容を意図的にあなたに聞かせたりします。その目的は、その話を広めてもらうためであり(例えば、誰が非常に協力的で、すべてを自白したなど)、あなたにそれが真実だと思わせるのです。
中には、逮捕の任務を遂行すると意図的にあなたに聞かせ(実際は存在しないこと)、聞いたあなたは焦り、色んな方法を考えて関係者に知らせようとします。 しかし、既にあなたのチャンネルはすべて監視されており、知らせることが関係者を曝け出すことになるのです。 つまり、これらは、大法弟子を撹乱させたり、目的を達成するために、彼らが仕組んだ罠なのです。
その情報が彼らの内部からのものであれば、どのチャンネルであっても理性的に対処しなければなりません。もしかして、重要な情報を得たと思わせるために、意図的にそうしたのかもしれないし、それが彼らの仕掛けた罠だったのかもしれません。特に、誰がスパイであるかという問題については、中国ではスパイ内部でも機密であり、外に漏らすようなことはありえません。 漏らすようなことがあったとしても、恐らく、彼らは意図的に撹乱する目的があり、あるいはもう必要なくなった可能性があります。 しかし、一つはっきりしていることは、仕掛けた罠であれば、後に自然と物事の真相が明らかになるもので、その罠は一時的な作用しか果たせないということです。
以上は個人的な認識であり、同修の皆さんが如何なることに出遭っても、冷静で賢明に対処するように啓発するためであり、私たち同修に隔たりや誤解が生じないように、邪悪に隙に乗じられないようにするためです!
【編集者注:この記事は、修煉の現状に対する著者の個人的な理解を表すものであり、同修たちと「比して学び、比して修す」について議論したいと思います】