　【明慧日本2023年8月21日】観光客で賑わう浅草寺で8月20日、法輪功学習者がパレードを行った。パレードでは、4億1700万人の中国人が中共の党、共青団、少年先鋒隊を脱退（「三退」と呼ぶ）したことをを支援し、中国共産党（以下、中共）による法輪功に対する迫害を終結させるよう呼びかけた。

　今年の夏は、日本の気象観測記録120年来、最も熱い夏となっている。全国各地から集まった法輪功学習者（以下、学習者）は、過酷な暑さにもかかわらず、世界各地から来た人々に法輪功が迫害されている実態を伝え、尊い中国人に対して中共の党、共青団、少年先鋒隊の組織からの脱退を勧め、安全を保つように勧めた。

8月20日、賑やかな浅草の市街地を行進するパレードを行った

　パレードは午後1時30分に始まり、花川戸公園を出発して観光スポットを周回する大通りを一周し、再び出発地に戻るルートで、全行程約1時間30分間。パレード隊は威風堂々とした天国楽団が続き、さらに法輪功が迫害されている実態を伝えるさまざまな横断幕を手にした隊列がゆっくりと前進した。煉功隊は緩やかで美しい煉功音楽に合わせて進み、法輪功の煉功の動作を実演した。

　中国伝統の特徴を豊かに表現した腰太鼓隊がパレードの最後尾を務め、パレードの明るく楽しい雰囲気は人々に新鮮な驚きを与えた。また、学習者は沿道で市民や観光客に法輪功が迫害されている実態を伝える資料を配布し、直接人々に迫害について伝えた。一部の人々は、資料を受け取り、真剣に読み始めた。また、他の人々は法輪功に関するより詳しい情報を尋ね、中には法輪功の功法に興味を持ち、煉功を学びたいと言う人もいた。

法輪功の煉功動作を学ぶ観光客

　市民「強権に屈せず信仰を守り続ける人々を尊敬します」

　パレードの出発地点である花川戸公園を通りかかった成田さんは、これから浅草で反迫害パレードが行われることを聞き、「コロナの流行が収束し、日本や世界中でこのような活動が行われるのは本当に素晴らしいことです。中国で迫害に苦しむ法輪功の学習者の皆さんの状況は厳しいかもしれませんが、どうか頑張ってください。正しいことを行えば、それは世界中に声を届けることになります。日本も必ず手を差し伸べます」と語った。

　神奈川県から観光で浅草に訪れていた高橋さんは、花川戸公園で法輪功学習者が配布した資料を受け取り、中共による法輪功への迫害の真実を知った。高橋さんは「あれだけ強い中共の強い圧力の下で人々に迫害の真実を伝えることができることは、本当に素晴らしいことです。学習者が直面している力の強大さを私は理解しています。強権に屈せず信仰を守り続ける人々を私は敬意を持って尊敬します。いろいろ困難があるだろうとは思いますが、圧力に屈せずに頑張ってください」と語った。

資料を見る荒井さん

　パレードの沿道に位置する高齢者向けのデイサービスセンターで働く荒井さんは法輪功の功法の実演を見て、そして反迫害パレードの説明を聞いた後、「話を聞いて興味もあります。頑張ってください、応援します」と語った。

「パレードはとてもすばらしいです」と語る佐々木さん

　地域の新聞づくりをしている佐々木さんは、天国楽団の演奏を聞いて家から出て来てパレード隊を目にした。佐々木さんは「パレードはとても素晴らしいです。それにしてもこんな迫害が起きているとは思いもしませんでした」と語った。

　浅草に散歩に来た野口さんは、中国語で「加油（ジャーヨー）法輪功」（ジャーヨーは頑張っての意味）と応援した。

　観光客「中国の人々も自由に法輪功を学ぶことができることを願っています」

　浅草寺への観光から帰ってきたベトナム人のリンさんとインドネシア人のエカさんは、花川戸公園で「明慧ダイジェスト」の新聞を受け取り、「家に帰ってよく読んでみます」と語った。

　フランス人のリオさんは「中国の人々も自由に法輪功を学ぶことができることを願っています。頑張って下さい」と語った。

フランスから来た旅行者のリオさん（左）

　スペインから来たトレネ・ヘイさんは「勇気を出して、頑張ってください！」と語った。

　スペイン人のステファニアさんは「中国についてはあまり分かりませんが、迫害が起きていると聞いて、とても心が痛みます。中共が迫害を停止し、（中国の法輪功学習者が）ヨーロッパのように自由で平和な環境で法輪功を学べることを願っています」と語った。

图10：史达夫妮亚（Stefania）女士和塞尔吉奥（Sergio）先生，希望停止迫害。

迫害停止を願うステファニアさん（左）とセルジオさん（右）

　デンマーク人から来たイールスさんは「頑張ってください」と法輪功学習者にエールを送った。