　【明慧日本2023年9月26日】アイルランドの法輪功学習者（以下、学習者）は9月2日、ダブリンの中心部でグループ煉功やチラシの配布を通じて、往来する人々に法輪大法の素晴らしさを紹介し、中国共産党（以下、中共）による法輪功迫害の残酷さを伝えた。午後、市街地は中国からの留学生や地元に住む中国人を含む新たな観光客が集まり、買い物をしながら、学習者のブースに、興味を持ち立ち寄ってきた。中には自分の心に秘めていたことを初めて学習者に話す人もいた。

アイルランド・ダブリンの中心部で煉功をしている学習者

　「あなたたちは本当によく行っている、がんばれ！」

　急いで歩いていた中国人男性の馬さんが、挨拶をしてくれた学習者を見て立ち止まり、先ほど、ここを通るときパネル資料を写真に収めたと言った。そして「あなたたちは本当によく行っている、がんばれ！　多くの人が法輪功を修煉しているのですね」と彼は笑顔で話した。

　学習者が三退をしたかどうかと聞くと、馬さんは共産党員ではないと答えた。学習者が偽名で青年団から脱退しましょうと言うと、彼は快く承諾した。そして学習者に手を振って別れを告げた。

　「三退は必ずしなければならない」

　「おお、法輪功！」と話した中国人の少女は、学習者から手渡された資料を受け取った。彼女は功法を実演している学習者を見ながら、「私は『天安門焼身自殺事件』は偽りだと知っている、そのとおりでしょう」と言った。

　彼女は、自分は中国人で、今はアイルランドに留学していると話した。この前、中国はコロナの流行による都市封鎖解除後、外のニュースを見たくなり、ネット封鎖を突破するソフトを購入し、いわゆる「天安門焼身自殺」が江沢民一派の自作自演であることを知ったという。

　こう話した彼女は声を荒げて、3年間の疫病流行で、中共の本質を完全に見抜いたと言った。そして、彼女はネット封鎖を突破するソフトを買ったという。学習者は、4億人の中国人がすでに三退、つまり共産党員、青年団、少年先鋒隊から脱退していることを告げた。彼女は「脱退は必要だ、三退はしなければならない」と言った。彼女はまた、今、外国にいるのだから、法輪功迫害の真実について、もっと勉強すると話した。

　グループ煉功を見た中国人「煉功を学びたい」

　中国の瀋陽から来た中年の女性は、学習者の中に西洋人がいることに少し驚き、数歩前進して振り返り、さらに頭を下げ少し歩いて、また振り返った。

　その様子を見て、学習者は彼女に話をかけ、法輪功とは何かを紹介した。法輪功は中国の伝統的な修煉法であり、五つの功法から構成され、真・善・忍に従って修煉すると告げた。

　グループ煉功を見て彼女は、「彼らの顔色がとてもよく、とても健康そのものです」と言った。学習者は彼女にグループ煉功の時間と場所を教え、彼女は機会があれば必ず訪ねると話した。

　真実を伝えるのを手伝う中国人

　通りすがりの年配の中国人男性は微笑みながら、学習者から手渡された資料を手に取り、「私は全部知っているよ」と言った。

　この男性は中国江蘇省の出身で、はるか昔にアイルランドに移民した華僑である。彼は何年も前から中共による法輪功への残酷な迫害について知っていた。学習者が持っている資料を見て、彼は「資料をもう少しください」と言った。学習者は4、5枚の資料を渡し、彼が笑顔でもっと欲しいと言うと、学習者はさらに資料を渡した。彼は、分厚い資料を手に、法輪功迫害についてもっと多くの友人に伝えたいと話した。

　留学生が三退

　この日、中国からの留学生・薛さんとクラスメートが通りかかったとき、彼は学習者から渡された真実の資料を、すぐに受け取った。

　学習者は、これは法輪功に関する資料だと紹介すると、彼は少し緊張した様子で、歩く速度を速めたが、それでも資料をしっかりと手に持っていた。

　学習者は彼についていき、中共が権力を奪い取って以来、三反運動、五反運動、文化大革命を経て、中国人を殺害してきたことを話した。二人の若者は時々うなずきながら聞いていた。学習者はまた、三退の重要性を伝え、中共組織に加入しているかどうか尋ねた。

　この日の活動で15人の中国人が三退した。