【明慧日本2023年10月14日】埼玉県朝霞市の産業文化センターで9月29日から10月1日まで、「移植ツーリズムを考える会」主催の、中国共産党(中共)による生体臓器収奪を阻止するポスター展が開催された。また最終日には、法輪功学習者に対する臓器収奪を暴露したドキュメンタリー映画「ヒューマン・ハーべスト」の上映会と質疑応答が行われた。ポスター展での作品と映画を観た人々は、中共に対して深い認識を持つようになり、同時に法輪功についてさらに知りたいと語った。
朝霞市産業文化センターで開催された、中共の「生体臓器収奪を制止せよ」 国際ポスターコンテスト受賞作品展覧会 |
ポスター展の最終日、中共による生体臓器収奪を暴露したドキュメンタリー映画「ヒューマン・ハーヴェスト」を上映 |
今回の「生体臓器収奪を制止せよ」 国際ポスターコンクール入賞作品展では、入賞ポスターの展示に加えて、映像を視聴できるスペースが設けられた。真相を知った観客は真剣な面持ちで、中には涙を流す人もいた。現代社会でこれほど残酷な暴行があることに、たくさんの人がショックを受けていた。
ある50歳代の女性は「このような事態を何も知りませんでした。つらすぎます。ショックで言葉を失いました」と話した。そして、涙ながらに「私に何ができますか」と現場のスタッフに尋ねた。現場のスタッフは彼女に、「私たちがこのような活動をしているのは、より多くの善良な日本人が真実を知り、無知の中で中共の手先にならないようにするためで、同時に、日本もこの悪行を阻止するよう、関係法律を制定できるように願っています。現在、一部の地方議会では意見書を国会に提出するための決議が採択されています。私たちは、もっと多くの日本の人々に応援してほしいです」と伝えた。彼女はこれを聞いて、自分の友人にも見た内容を伝え、次回のイベントでは友人を連れてくるつもりだと述べた。
ある十代の少女がポスター展を見たあと、次のように述べた。「とてもたくさんの人が生きたまま臓器を摘出されている事を初めて知って、胸が痛くなりました。このような残虐なことができるだけ減少することを願って、自分には何ができるのか考え行動してみようと思います。そして、今回のポスター展のようなイベントがもっと色んな場所で行われ、より多くの人々に真実を知ってほしいです」。また、彼女は友人に話すだけでなく、今日見た内容を写真に収め、インターネットで共有し、人々に知らせるつもりだと言った。
地元在住の40代の女性は、高校に通う娘を連れてポスター展を訪れた。鑑賞後、次のような感想を残した。「強烈なインパクトのチラシが自宅のポストに入っていて、今回の展示を知った。『沈黙は抑圧する側と同じことを意味する』という一文を読み、まず知らなくてはならない、と思って足を運びました。とてもショックを受けていますが、貴重な機会を頂きました。次回、同様のイベントがあれば友人を誘うつもりです」
また、ある50代の男性は、「知らないことを知ることができ、大変勉強になりました。中国でこんな残酷なことが行われているとは知りませんでした。台湾が中国になってはならないとあらためて思います。ありがとうございました」と言い、今日ポスター展で見た内容を友人知人に伝えると述べた。
『ヒューマン・ハーべスト』上映会での質疑応答、人々は真実を深く理解する
「生体臓器収奪を制止せよ」ポスター展の最終日の午後、中共による法輪功学習者への生体臓器収奪を暴露したドキュメンタリー映画「ヒューマン・ハーべスト」の上映会が開催された。
「ヒューマン・ハーべスト」を見終えた観客たちは、非常に重い気持ちになった。参加者の中には、「自分は中共が独裁政権であることは知っていましたが、こんなに邪悪で生きた人体の臓器を摘出し、それを売買して金儲けするとは、考えもしなかった」と言う人や、これは人間の行為ではないという声も上がった。
また、中共は悪いとすでに分かっていたが、今回の映画を通じて中共に対する理解が一層深まった、親中派の日本の政治家たちにも中共をはっきりと認識してほしいと言う人もいた。
法輪功に関する質問をする人もいた。「中共はなぜ法輪功を弾圧するのか? 」「なぜ、法輪功学習者はこのような厳しい弾圧にもかかわらず修煉を諦めないのか?」など、 その場にいた法輪功学習者はそれぞれ質問に答えた。
質疑応答の後、2人の女性は法輪功を学びたいと言い、現地スタッフの学習者と法輪功を勉強するための場所と時間を確認した。また質疑応答が終わると、多くの人が法輪功に関する資料を求めた。フロントで資料を待っていたある60代の男性は、「法輪功に興味があります。帰宅してじっくりと資料を読んでみたいと思います。どこで修煉できるか教えてもらえますか?」と尋ねた。