【明慧日本2023年11月5日】プロブディフはブルガリア第二の都市であり、プロブディフ州の州都である。古代からの多様な文化と6000年以上の歴史で知られ、ヨーロッパ最古の都市として知られている。
ブルガリアの法輪功学習者(以下、学習者)は10月21日、プロブディフの中心部にブースを設置し、地元の人々や観光客に法輪大法を紹介し、中国共産党(以下、中共)による24年にわたる学習者への迫害を伝えた。
ブルガリアのプロブディフで行われた活動 |
この日は4時間の活動で、学習者は2つの嘆願書の署名を募った。一つは中共による人権侵害、特に学習者への迫害を非難するもので、もう一つはブルガリア政府への嘆願で、ブルガリアの国民や機関が中共による学習者への生体臓器収奪の犯罪に加担しないよう求めるものであった。
今回は10月29日の統一地方選挙と重なり、多くの候補者がブースを訪れ、学習者が受ける迫害の状況を尋ねた。事態の深刻さを理解した彼らは、学習者への支持を表明した。
元国会議員が真実を知る
マヤ・マノロヴァさんは、ブルガリアの元国会議員。4期務め、元国家人権委員でもあった。同行のスタッフとともに、学習者の中国での迫害に関する証言に熱心に耳を傾けた。
マノロヴァさんと広報担当のアシスタントの一人は、法輪功への国際的な支持を求め、中国の学習者の人権を守るためにさらに努力すると語った。
学習者から渡された資料を読むマノロヴァさん(左) |
選挙立候補者「私は必ず行動を起こす」
ブルガリア社会党(BSP)の市議候補者もブースに立ち寄った。中共による学習者への残忍な迫害を知った彼は、「私は必ず行動を起こします」と2度繰り返した。
ブルガリア社会党(BSP)の市議候補者(右から二人目) |
学習者に声援を送り署名する人々
ディムカさんは躊躇することなく、中共の人権侵害に反対する請願書に署名した。彼女は、中共による学習者の生体臓器収奪という残虐行為を知っており、それに深い嫌悪感を覚えたという。そしてブルガリア人が臓器収奪の犯罪に加担するのを阻止しようとするブルガリア政府への請願書にも署名し、「私たちは多くの暴力が横行する複雑な時代を生きていますが、中国で起きていることは他に類を見ません」と語った。
学習者に声援を送り署名するディムカさん(右) |
ブルガリア人夫妻が学習者を支持し嘆願書に署名
ある夫妻がブースを訪れた。夫が言うには、少し前に自分も署名したので、妻を連れて署名に来たのだという。彼はしばらく韓国に住んでいたことがあり、中国の学習者が受けている迫害について知っているという。
韓国に在住していた夫妻 |
彼はまた、韓国で学習者が壮観で印象的なキャンドルナイトを行い、舗道に座り光り輝く蓮の花を手にしてるのを見たことがあるという。そこを通る人々は、彼らが法輪大法の学習者であることを理解し、静かなキャンドルナイトに敬意と賞賛を表していたと語った。