【明慧日本2023年12月4日】クリスティーナさんは、インドに数十年住んでいる西洋人の法輪功学習者である。長年来、彼女はインドの各地を訪れて法輪大法を広め、多くの高山や島にクリスティーナさんの足跡を残している。
アンダマン諸島とニコバル諸島は、西はベンガル湾、東はアンダマン海に面しており、一年中絵のように美しい島々であるが、交通が不便であるため、何世紀にもわたって謎に包まれ、島の大部分が立ち入り禁止区域に指定されており、島の住民と先住民族は外界と断絶状態にある。
クリスティーナさんは、これまで主に山岳地帯を訪れており、離島で法輪功を広めることが長年の夢だった。しかし、新型コロナウイルスの突然の発生と疫病の予防・抑制により計画は中断された。2022年~2023年にかけて、クリスティーナさんの夢はついに実現し、最初は丘陵の町ダージリンからインド洋の東北湾まで旅し、アンダマン諸島とニコバル諸島を2回訪れた。
クリスティーナさんにとって、これは実に「新しい体験」で、初めて訪れたのは2022年の後半で、40日間だった。2回目は2023年で、85日間だった。クリスティーナさんは計12の学校、2つの大学、および児童養護施設を訪問し、19回の法輪功の勉強会を開催した。一部の学校では教師や生徒たちから広く称賛され、クリスティーナさんは学校側の要請を受けて、法輪功の追加レッスンを何度も開いた。
法輪功の勉強会を行った後、多くの学校がクリスティーナさんに感謝状を送った。
インドの学校からの感謝状 |
初のインド諸島訪問、9回法輪功の勉強会を開催
クリスティーナさんは、2022年8月20日、アンダマンとニコバル諸島の首都ポートブレアの小さな町に初めて到着した。そこの住民はこれまで法輪功について聞いたことがなかったという。クリスティーナさんは計9回法輪功の勉強会を行った。
初めて到着したとき、クリスティーナさんはどうやって始めようかと考えたが、町に40日間滞在し、さまざまな島、さまざまな人種、さらにはインドの各地域からの多くの縁のある人々に出会った。
メディアの取材を受けるクリスティーナさん(右) |
「インド回声新聞」は2022年10月2日、アンダマンの学校で法輪功の学習クラスを開催するという記事を一面に掲載した。
2022年8月29日、クリスティーナさんは最初の学校を訪問し、朝礼後、全生徒と教師が学校の広場で法輪功を学び、非常に暑い天気だったが、全員が粘り強く最後まで頑張った。
翌日、クリスティーナさんは別の学校の講堂で中学生たちに法輪大法を紹介した。最後に、生徒たちに感想を尋ねたとき、数人の生徒が口を揃えて「美しくて、平和で、活力に満ちています」と答えた。
3番目の学校の教師たちは、煉功をしている間に落ち着きとリラックス感を感じ、中には微妙なエネルギーの流れを感じた人もいた。教師は生徒たちに「真・善・忍」を心に刻み、今後の人生において率先して「真・善・忍」を実践するよう教えた。
4番目の学校では、クリスティーナさんが8年生の生徒に法輪功の勉強会を開催し、教師と生徒から満場一致で賞賛された。
法輪功の第五式の功法を学ぶポートブレアの生徒たち |
2022年9月16日、クリスティーナさんは5番目の学校で法輪功を教えた。これは彼女がここ数年で開催した最大規模の法輪功学習クラスの一つである。この学校は町でも有名な学校で、校長先生はカトリックの修道女である。当時、学校は中間試験中だったが、校長先生が気功教室の開催にとても協力的で「この年齢の子供たちには、このような修煉が最も必要です」と言った。
法輪功の第二式の功法を学ぶポートブレアの生徒たち |
活動終了後、校長先生はクリスティーナさんと面会し、感謝の言葉を述べた。校長先生の要請により、クリスティーナさんは 9月27日にすべての教師に法輪功の功法を教えた。
クリスティーナさんは「その日の授業が終わった後、感謝の手紙を受け取りに3番目と4番目の学校に戻りました。2つの学校の校長先生が改めて私に『私たちに法輪大法を学ぶ機会を与えて下さり、ありがとうございます』と感謝の意を表しました」と話した。そして、クリスティーナさんは彼らに中共による法輪功迫害の実態を伝え、法輪功の資料、しおり、雑誌、お守りを渡した。
アンダマンのドンボスコ学校で、法輪功の功法を学ぶ生徒たち |
アンダマンを再訪する
クリスティーナさんの2度目の訪問は、2023年の世界法輪大法デーの後に始まり、8月8日までの85日間続いた。非常に暑い時期だったが、すべての功法の授業は順調に進んだ。
アンダマンの学校で生徒たちに第五式の功法を教えるクリスティーナさん |
アンダマンの小学校で生徒たちに法輪功の功法を教えるクリスティーナさん |
政府の ITI 研究所で第五式の功法を学ぶ生徒たち |
小アンダマン島への旅 生と死の試練
クリスティーナさんがポートブレアから船で約 6~9 時間かかる小アンダマン島に行った時は、史上最も挑戦的で冒険的な海の旅だったという。多くの危険が伴う公海上を航行する船は、一度外界との連絡ができなくなった。その体験は「生と死の試練」であった。
「私は最期の瞬間が来たように感じましたが、宇宙の真・善・忍のエネルギーが奇跡的に私の身体を満たし、私は大丈夫でした。死の淵から救われたような気がして、言葉では言い表せない気持ちになりました」と、クリスティーナさんは当時を振り返った。驚いたことに、小アンダマンからポートブレアに戻る時は予想外にスムーズだった。
忘れられない記憶
クリスティーナさんは、ロング島の小さな店で2023年の法輪大法のカレンダーとチラシを配布していたところ、ある女性は昨年クリスティーナさんが開催した法輪功の勉強会に参加したため法輪功のことは知っていたと話した。
ランガットという小さな町のレストランで、クリスティーナさんが資料を配っていたとき、その場にいた教師がクリスティーナさんのことに気づき、その教師も法輪功の学習に参加したという。
アンダマン諸島最北端のディグリプール郊外のリゾート地を通りかかったとき、リゾート地のオーナーは自分の親戚がポートブレアの有名な学校の教師で、親戚の教師が法輪大法を高く評価しており、「誰もが法輪大法を学ぶべきです」と言ったことがあるという。クリスティーナさんは観光客に自由に持ち帰るように、多くの各言語の法輪功の資料をリゾートに残した。
クリスティーナさんは立ち止まることなく、より多くの心優しいインドの人々に法輪大法の情報を伝えるために、さらに多くの場所へ行くという。