【明慧日本2023年12月26日】遼寧省遼陽市の法輪功学習者・周亜威さん(71歳女性)は、法輪功を学んでいることを理由に、2023年9月に懲役5年、執行猶予3年の不当判決を受けた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
周さんは2022年6月23日、長嶺区公安局とその傘下の安平街道派出所の警官らによって自宅で連行された。警官は周さんの家を家宅捜索し、法輪功関連の資料をすべて押収した。内部関係者によると、警察は、周さんが法輪功迫害に関する情報を記したステッカーを貼っているという通報を受けたあと、数か月間周さんを監視した。周さんは遼陽市拘置所に拘禁された。
周さんの夫は障害を抱えており、拘禁中は障害のある息子の世話に苦労している。警察はその後、遼陽市の管轄下にある灯塔市裁判所に周さんの告訴状を提出した。灯塔市裁判所は、2023年9月に周さんに懲役5年、執行猶予3年の不当判決を下した。関係者によると、周さんの健康状態が極度に悪化したため、裁判所は周さんを住居監視下に置いた。
現在、周さんは厳重な監視下にあり、家から出ることや社会的交流は厳しく制限されている。