文/中国の大法弟子
【明慧日本2023年12月28日】私は88歳の母と一緒に20年近く法輪大法を修煉してきました。大法を修煉する前は、私たちは二人とも体が弱く病気がちでしたが、法輪大法を修煉してからは、病気から解放され、薬も注射も一切いらなくなり、家族も法輪大法の新奇さと超常的な力を目の当たりにしました。特に病業を経験したとき、私たちは皆師父と大法を強く信じて、より平穏に乗り越えることができましたが、これは師父の加持と啓示がなければ不可能でした。
この春、母は2度続けて病業を経験しました。
母は、子どもたちに負担をかけたくない、安心して働けるという理由で、今、高齢者向けアパートに住んでおり、より多くの人と触れ合い、心を養い、自分の考えを明確にするための育成環境もそこにあります。真実を伝えて人を救うこともできます。ある日、母から電話があり、口が開かないので家に来てほしいと頼まれました。私が急いで駆け付けると、母はベッドに横たわり、歯を食いしばって震えていました。私は母に座ってもいいですかと尋ねました。 母はうなずいたので、私は母を助けて起こし、正念を送り始めました。30分ほどで回復しました。私は母を家に連れて帰り、数日間休んだ後、高齢者用アパートに送り届けました。
しかし、5日も経たないうちにまた母から電話があり、とても暑いと言いました。 私は直ぐに行き、母が正念を発するのを手伝うと、しばらくして母の体温は正常に戻りました。 私は母を家に連れて帰りました。 私は母に、自分の内を見つめなければならないことを思い出させました。母は、「二階に行ったとき、悪い考えが浮かんだ。ここは過去に亡くなったお年寄りが運び出された場所だ。彼らの魂はここに残っているのだろうか?」と言いました。そう思うと、すぐに体から力が抜けて、やっとのことで、体を引きずりながら階段を上り、部屋に戻りました。まさにこの邪悪な考えが本当に悪を引き寄せました。
母は夜にまた熱を出し、眠気があり、顔が少し赤くなっていました。私は母が正念を発するのを手伝いましたが、正念は強くなく、少し心配でした。母はとても高齢で、もし母に何かあったら、兄弟姉妹は私を責めるのではないかと心配しました。 ようやく夜明けまで時間が過ぎ、母はすっかり気分が良くなり、安心しました。
正午頃、再び試練がやってきました。母の息子の嫁、孫と孫の嫁が母のお見舞いに来ましたが、母の容体を見て孫が慌てて祖母の熱を測ったところ、38.5度の熱がありました。このとき、母の息子たちが怒りを抑え、なぜ薬を使わないのかと聞いてきたので、私はすぐに「人の病気を治すには注射や薬、整体と気功など、いろいろな方法がありますが、私たちは修煉者なので、煉功すれば必ず良くなります、今は昨夜よりもずっと良くなりました」と説明しました。この時、彼らは、聞く耳を持ったず、父が飲んでいた薬の残りを探したり、水を飲ませたりして、親孝行をするのを初めて見ました。その時は胸が熱くなりました。普段、本当に面倒を見るべき時には気にしないのに、今は逆に大事にしようとしていました。私は、その場を離れたいと思っていましたが、それは彼らに害を及ぼすことになるので、私は落ち着いて、静かに「お母さんが薬を飲みたいなら、飲んでもいいよ」と言いました。まさか、母が彼らの顔を立てて薬を飲むとは思ってもいませんでしたが、母は一粒の薬を飲んでしまいました。この不正な一念は本当に悪を引き寄せました。夜になると母は激しい頭痛に悩まされ、うめき声を上げ続けました。母は鋭い目つきで私を見つめ、もう一錠薬を探してほしいと言いました。私は歯を食いしばって我慢しようとしましたが、我慢できず「薬を飲ませたら、本当に病気だと思い込みましたね。昼間にちゃんと正しいことをしなかったせいで、邪悪を引き寄せたのです」と強く言いました。母は「もう本当に耐えられなくて、頭の中が痛いの、あなたの兄に電話したかったです。好きなようにしてください」と悔しそうに言いました。母が正念を失い、私に対立的になっているのを見て、これは間違いなく旧勢力が、人心の隙を利用しているだと思いました。
私はすぐに落ち着いて内に向け非を探し始めました。最近、母が歳をとって正念が弱く、危険にさらされやすくなっているのではないかと、心の底で意図せず「老・病・死」でごまかそうとすることがよくありました。私はすぐにこの不正な考えを完全に否定し、すぐに母と交流しました。「私が悪いの、私の不正な考えが妨害を引き寄せました。お母さんとの間に隔たりがあってはいけないのです。師父に従い、法によって改善しましょう。真の煉功者は病気がないのです、私たちの心性に何か問題があるからです。百パーセント師父と大法を信じず、邪悪に隙を狙われました。私たちは遠い天体から大法弟子となり、師父に従い人々を救う手助けすることを誓いました。私たちも同様に、手をつないで師父と一緒に家に帰ること、それが来世での本願であり、師父の言われる通りにすることで、正しい修煉の道を歩むことができます」こう話したあと、母親は穏やかで慈愛に満ちた笑顔でうなずきました。
同時に私は「世界中の貴重な年配の大法弟子の皆さん、皆に老、病、死などというものはありません。私たちは手を携えて前進し、しっかりと師父が按排してくださった修煉の道を歩みましょう」という一念を発しました。
その夜、一緒に寝るために母の家に行ったとき、母がソファに座っているのを見ました。母は頭が痛くなるたびに、口がピクっと動きました。以前、私は母の前で非常に気が強く、母を怖がらせていたことに気づき、これを正さなければなりませんでした。私は「また痛くなったら、痛み止めを飲みますか」と聞いて、わざと母を試してみました。母は「すでに1錠用意して、4つに割って紙に包みました。夜は痛みに我慢できないときに、飲みたいです」と笑顔で言いました。私は微笑んで母に直接薬を渡し、飲ませました。母は一晩中痛みがなかったのです。
朝、遠方にいる兄から電話があり、母を心配して、会いに帰りたいということでした。私は「お母さんは昨夜薬を飲んだので大丈夫です。心配しないでください」と言いました。兄が喜んでいる最中に、母はまた頭が痛くなったものの、今度は母に正念がでて、「1錠飲めば数時間は痛くなくなる、飲まなければ、まだ痛くなる、これからはもう薬を飲まないよ、死ぬほどの痛みがあっても、 滅ぼしてやるよ、絶対正念でこの関を乗り越える」と母は決めました。正午に仕事を終えて帰宅すると、母が「薬を飲んでいないよ、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を心から唱えただけです」と言い、私は母を正念で見つめ、親指を立てました。夕方仕事を終えて家に帰ると、母はもう痛みもなく元気でした。 兄や姉たちが母に挨拶の電話をすると、「薬を飲んでもよくなかったが、飲まないほうが逆にいいですよ。どれが効くと思いますか?」と母が言いました。皆は母に学法と煉功をよくするようと励ましました。
今回は母が病業と戦ったりように見えますが、実は家族も含めて、私の中の心性の関でもあり、彼らに対する恨みや嫉妬、嫌悪感は今も残っています。今後はできるだけこれらの人心を取り除き、慈悲の心で、出会うすべての人に感謝したいと思います。今、修煉の道で遭遇するすべては偶然ではないことを実感し、あらゆる機会を大切にして心性を向上させていきます。
今、母は高齢者のアパートに戻り、体はますます丈夫になり、黙々と周りの縁がある人々を救っています。
師父には言葉では言い表せない感謝の気持ちでいっぱいです。師父の言われることを聞き、三つのことをしっかり実践し、師父の恩に報いるしかありません。
弟子は師父に感謝します。
同修、ありがとうございます。
合掌。
(編集責任:文谦)