【明慧日本2023年12月31日】吉林省松原市の法輪功学習者・艾明霞さん(57歳女性)は、法輪功を学んでいるとして8月下旬、長嶺県(ちょうれいけん)裁判所に懲役4年の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
艾さんは、2023年4月19日に巨宝山鎮派出所と長嶺国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官によって連行された。警官らは艾さんのプリンター用品、法輪功の情報資料、その他の貴重品を押収した。
巨宝山鎮の管理者は、地元の法輪功学習者全員の家を捜索すると脅した。その指示により、その後数か月間、巨宝山鎮のほぼすべての学習者が警察によって家を家宅捜索された。王という姓の学習者の一人は、2023年6月16日に自宅が家宅捜索された後、15日間拘留された。
艾さんの家族は艾さんの代理人として弁護士を雇ったが、その弁護士は長嶺県公安局によって艾さんの訴訟を取り下げるよう強制された。長嶺県裁判所は2023年8月下旬、艾さんに懲役4年の判決を下した。この報道の時点で艾さんが刑務所に移送されていたかどうかは不明である。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)