【明慧日本2024年1月6日】北京の法輪功学習者(以下、学習者)・李宗沢さん(30歳)は、2023年不当に懲役5年の判決を受けた。去年9月北京の天河刑務所から山東省の第一刑務所に移送され不当に拘禁された。李さんは現在、独房で約10日間拘留されており、体重が激減した。
李さんは山東省徳州市に戸籍を置いている。彼が6歳の時、中国共産党(以下、中共)が法輪功を迫害し始めた。彼は成長していく中で、父親の李志強さんが「真・善・忍」を堅持したがために、中共警察に何度も不当に連行され、家宅捜索され、拘禁されるなどの迫害を目の当たりにしてきた。2014年、李志強さんは中共の裁判所から不当に4年の懲役を言い渡された。21歳になった李宗沢さんも父を救出しようとして、何度も警察に不当に連行され拘束された。徳州拘置所に拘留されている間、虐待を受けた。眼鏡を壊され、殴打されて、顏が腫れ、腕が紫色になり、食事も与えられなかった。徳州市委員会宣伝部も警察に通報した。徳州市党委員会宣伝部はまた、李宗沢さんの勤務先に圧力をかけ、彼を解雇するよう求めた。
李宗沢さんはその後、北京に移って仕事をし始めた。李さんはパンデミック中に街の風景を数枚撮ったとして、許那さんら十数人の学習者と共に、2020年7月19日、北京市東城区の警察に不当に連行され、区の留置場に不当に拘禁された。2022年1月14日、許娜さん、李さんなど11人の学習者は、区の裁判所によって、懲役2年から8年と罰金4千元から2万元を言い渡された。李さんは不当に懲役5年の判決を下されたため、北京第二中級裁判所に控訴したが、2023年5月、裁判所は冤罪の判決を維持した。2023年7月、李さんは北京天河刑務所に拘禁され、9月、山東省第一刑務所に移されて迫害された。
李さんは現在、山東省第一刑務所の11監区6階南区の独房で不当に拘禁されている。約10日間拷問を受け、体重が10キロ以上減った。副監区長の陳爍、リーダーの趙剛(殺人犯)、李文達らは、李さんに中共が制作した捏造映像を毎日強制的に見せ洗脳し、李さんに真・善・忍の信仰を放棄するよう脅迫した。
山東省第一刑務所(済南男子刑務所)11監区は、主に山東省の男性学習者を不当に拘禁し迫害する所で、長年にわたり数千人の学習者を迫害してきた。拘禁された学習者に対して、刑務所はまず、いわゆる「五書」(法輪功の修煉を放棄させるために、強制的に書かされる書類)を書かせ、学習者に法輪大法の真善忍に対する信仰を捨てさせるよう強制した。11監区の刑務官は、受刑者を扇動し、学習者に対して、凶悪な方法で、肉体的、精神的な破壊をした。 例えば、殴る、蹴る、電気ショックを与える、鉄椅子に座らせたり、吊るし上げたり、何日も眠らせないなど様々な拷問手段で迫害した。