【明慧日本2024年1月16日】吉林省通化市在住の法輪功学習者・王艶秋さん(75歳女性)と于珍さん(64歳女性)は、法輪功を学んでいることを理由に、2023年12月11日に吉林省女子刑務所に連行された。王さんは当局に懲役5年の不当判決を言い渡された。于さんは懲役4年6カ月の不当な判決を下された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
王さんは2020年2月25日午後2時頃、街で法輪功迫害の事実に関するシールを貼っていたところ、人に通報をされ、鉄廠鎮派出所の警察により病院に連行された。身体検査を終えて王さんは帰宅した。
2022年7月から8月にかけて、警察は王さんの自宅を家宅捜索し、パソコンや大法の書籍、その他の物品を押収した。
2023年8月24日、王さんは警察によって二道江区検察庁に連行された。10月30日、柳河県裁判所は王さんを通化市拘置所に送ろうとしたが、健康診断の結果が基準に満たしていないため入所しなかった。警察はやむを得ず王さんを自宅に帰した。11月30日、王さんは柳河県裁判所に不当に懲役5年の判決と5,000元の罰金を言い渡された。
于さんは、法輪功迫害に関するシールを掲示したとして通報され、2023年6月1日に果松鎮派出所の警官によって連行された。于さんの逮捕は翌日に許可された。その後、于さんは通化拘置所に拘禁された。
于さんと夫・牛永州さん(62歳)は、ともに1998年に法輪功の修煉を始めた。1年後に迫害が始まった後も、牛さん夫婦は法輪功を堅持していたので、過去24年間に繰り返し、当局に連行され、家を家宅捜索された。特に于さんは何度も不当に判決を言い渡され、強制労働収容所に拘禁されている。