　文／韓国の大法弟子

　【明慧日本2024年1月24日】「なぜ人生にはこんなに多くの苦しみがあるのだろう？」これは誰もが一生のうちに抱く疑問だが、どこに行っても明確な答えを見出すことは難しい。しかし、この『轉法輪』だけが答えを出し、修煉者に人生の目標を明確にさせた。

　29年前の1995年1月4日、『轉法輪』の出版記念会が北京公安大学の講堂で行われた。この日を記念し、祝賀するために、2024年1月4日、ソウル龍山区の天梯書店では、午前と午後の2回の読書会が開かれた。ソウル、慶尚南道、居昌、群山など、韓国の各地域から約70人が参加した。参加者は自分たちが『轉法輪』を学び、法輪功を修煉した後のそれぞれの心身の変化を発表し共有した。

　「法輪大法を修煉してから、健康になり性格もよくなりました」という人もいれば、「自分と周りの人の運命を変える『轉法輪』に出会えて、本当に幸運です。感謝しております」という人もいた。「本当に不思議な本ですね」、「人生を導いてくださいます」、「大法は乱世の中で希望を与えてくださいます」という人もいた。

1月4日、韓国ソウル市龍山区の天梯書店は、『轉法輪』出版29周年を記念する読書会を開催した

『轉法輪』出版29周年を記念して、各界からお祝いのお花が届いた

　『轉法輪』は、真・善・忍に従って修煉する方法を体系的に指導する法輪大法の主要書籍であり、1995年1月に正式に刊行された。作者は法輪功創始者の李洪志先生である。

　李洪志先生は1992年から法輪大法を伝授されてきた。1992年5月から1994年末までの2年間、李洪志先生は中国の20余りの都市を回られ、各社会階層の民衆に向けて56期の説法講習会を開催され、それは毎回平均9日間であった。その間の、2年間の講義内容をまとめ、1994年に『轉法輪』を出版された。40カ国の言葉に翻訳され、世界中の多くの人々の人生を変えた。

　定年退職の教師　『轉法輪』を読んで人生が大きく変わった

　教師歴37年の柳弼男さんが、法輪大法の修煉を始めて6カ月になった。『轉法輪』を読んで人生が大きく変わったという。

『轉法輪』は私の心の中に溜まっていた恨みと悔しさをすべて解いてくださったという柳弼男さん

　柳さんは結婚後、夫の家族に大事にされなかったため不満があり、それが健康状態を悪化させ、長年胃腸の病気を患い、お粥しか食べられなかった。柳さんは2023年、家の近くの公園で法輪大法のチラシを見て、『轉法輪』を初めて知った。

　柳さんは『轉法輪』を持ち歩き、1カ月の間に4回も繰り返して読んだという。本を読んで、柳さんは人生の真の意味が分かり、心の中の恨みと悔しさが消えた。さらに不思議なことに、1カ月後には持病の胃腸の病気も治り、夫との関係も良くなったと話す。

　柳さんは「以前は、夫の家族との関係が悪く、生活も苦しく、夫は家庭のことにあまり関心がなかったので、夫に不満を持っていました。『轉法輪』を読んでから、私は夫への怨みを捨てることができ、夫に話す口調も変わりました。以前は夫に対して怒りっぽい態度でしたが、修煉後の私はやさしくなりました。段々と夫にも変化が現れ、自ら食器洗いや掃除なども手伝ってくれるようになりました。自分が先に変われば、相手も変わるということが、ようやくわかってきました」と話した。

　書道家は『轉法輪』を読み、新しい人生を得た

　書道家の韓治善さんは、普段ソーシャルメディアで書道や人文学関連の映像を紹介している。2021年、ある購読者が彼を訪ね、その会話の中で韓さんは初めて『轉法輪』を聞いた。その時から、彼は『轉法輪』と一生の縁を結び始めたという。

書道家の韓治善さんと妻の崔慶姬さんは一緒に『轉法輪』を読む活動に参加した

　韓さんは、「『轉法輪』に出会ってから、私の人生は根本的に変わり、考え方が正されました。私にとって新しい人生が切り開かれました」と感心した。「以前は仏教や修行に興味があって、他の法門を修行したこともありますが、『轉法輪』を読んで、私は法輪大法の修煉を決めました」と付け加えた。

　妻の崔慶姬さんも、夫の勧めで一緒に『轉法輪』を学び、修煉を始めた。崔さんは「私は夫と様々な修煉法を試したことがあり、他の本もたくさん読んだことがあります。しかし、『轉法輪』だけが私のすべての疑問を解いてくださいました。これは、私が他の本の中でずっと探しても得られなかった答えなので、私は徹夜で『轉法輪』を読み終えました」と話した。

　韓国群山の権熙貞さん　『轉法輪』を読んで本当に幸せを感じた

　韓国群山の権熙貞さんは「『轉法輪』のおかげで、本当に心から笑えるようになりました」と話した。

権熙貞さんは、『轉法輪』を読んで本当に幸せを感じたと言う

　権さんは障害を持って子供いるので、ずっと劣等感を持っていた。「どうしてこんなことが私に起こったのだろう？」と苦しんでいたが、その答えは誰からも得ることができなかった。権さんは、心の中の苦痛を他人に見せたくなかったので、微笑む練習までしていたという。次第に心身ともに苦しみ、健康も悪化してしまった。

　3年前、そのことを知った友人から法輪功を勧められた。

　権さんは「『轉法輪』を読んで、自分がなぜこんな生活をしているのか、子どもがなぜ自分のところに来ているのかがわかりました。その後、私の生活は180度の大転換を遂げました」と話した。

　「私は以前よく微笑んでいて、人に明るい印象を与えようとしましたが、実は、私本人を含めて、他の人たちは皆、それが心からの本当の笑顔ではないことを知っています」と言った。法輪功を修煉してから、彼女のことをよく知っている人は皆、今の彼女は本当に幸せだと感じている。

　教師　うつ病の私が生まれ変わった

　慶尚南道で小学校教師を務めている40代の朴美京さんは、「『轉法輪』のおかげで、良い先生になれました」と話した。

幼い頃から人生を教えてくれる本を探していた朴さんは、幸運にも『轉法輪』に出会った

　これまで朴さんは結婚生活と職場で大きな困難を経験した。「どうしてですか？　私はいつも親切でやさしいのですが、どうしてこんな不公平なことが起こるのでしょうか？」という思いが彼女を苦しめ、次第に深刻なうつ病に罹り、飛び降り自殺まで考えていた。

　ある日、朴さんは『轉法輪』に出会い読むことにした。「今までにない快適さを感じました。ふと思い出したのですが、子供の頃から人生の指針になるような本を探していたのですが、なかなか見つからなかったのです。『轉法輪』に出会うために、今まで生きてきたということが分かりました」と朴さんは話した後、「『轉法輪』で強調した真・善・忍のうち、『忍』が最も心に響きました」と振り返った。

　朴さんは、「私はよく我慢するタイプなのですが、周りの人に『どうして我慢するの？　病気になるから我慢しないで」とよく言われます。『轉法輪』だけが人がなぜ我慢するのかを教えてくださいました。その言葉を読んだ瞬間、私はこの本を一生学び続けようと思いました」と話した。

　「過去に受けた苦しみはすべて業力によるもので、生まれかわる度に溜まってきた業力を返済していたことが分かりました。『轉法輪』の教えに感謝しております。『轉法輪』を学んでから、学校で、他の人が引き受けたくない仕事も、私は楽しく引き継ぐことができるようになり、また、生徒に対しても、より辛抱強く落ち着いて対応することができました」と語った。

『轉法輪』出版29周年を記念する読書会の後、参加者は、大法を広め救い済度してくださる李洪志師父に感謝した