　【明慧日本2024年2月6日】（明慧記者沈容総合報道）（前文に続く）

　軍事ジャーナリスト「中国の数千年の歴史の中に人類文明の一つの可能性を見出そうとしている、そのようなメッセージが、歌詞にもよく現れていました」

2023年12月28日夜に東京渋谷区の渋谷公会堂で神韻公演を観賞した軍事ジャーナリストの鍛冶俊樹氏（大紀元）

　「本当に素晴らしい公演でした。技術的に非常に質が高いです」。軍事ジャーナリストであり元航空自衛隊の将校である鍛冶俊樹氏は、神韻公演を強く称賛した。鍛冶俊樹氏は「中国の数千年の歴史のなかに人類文明の一つの可能性を見出そうとしている、そのようなメッセージが、歌詞にもよく現れていました」と語った。

　鍛冶氏は、ソプラノ歌手の歌声がよく通り力強いと称賛し歌詞はさらに深く考えさせられる、ということを語り「中国文化には長い歴史があるものの、中国共産党は文化大革命でそれらを全部破壊してしまいました。やはり中国共産党というのは、中国文化を否定している政権です。今の中国大陸では率直に言えないメッセージがありました。他ならぬ中国の人たちからこのようなメッセージが出てきているのは、非常に重要なことです」と語った。

　鍛冶氏は、神韻の最後の正邪の大戦の演目について特に「一番最後の演目で、中国共産党が大洪水によって流されていくシーンがありました。単なる絵空事ではもはやないと思いました。中国共産党の支配は、実際に大洪水によって消されようとしています。これは単なる神話ではなく、非常に強烈なメッセージです」と言及した。

　著名な実業家「千年、2千年、3千年の歴史的な表現を現代衣装で、私たち現代人に分かりやすくデザインしていて素晴らしかったと思います」

1月4日午後にロームシアター京都で公演を観賞した非営利団体の理事長である小堀氏（大紀元）

　「千年、2千年、3千年の歴史的な表現を現代衣装で、私たち現代人に分かりやすくデザインしたというのは素晴らしかったと思います」。著名な実業家である小堀氏は神韻公演を観賞し絶賛した。

　「私は3つのクリエイティブな心を感じました。一つは人間創造。一人一人の方の芸術の高さ。二つ目は中国大陸の国を思う創造力、クリエイティブな気持ち。これを感じました。三つ目は歴史創造。この三つの創造力が見事に踊りの中で表現されたのではないかと思います」。

　小堀氏は、今回の公演の舞踊と衣装について「非常に素晴らしい！」と絶賛した。「前編後編も開幕の時の踊りが見事ですね。世界の平和を目指している、そういうイメージを私は受けました」。

　新年初めに神韻を観賞した小堀氏は「中国文化を愛する一人として、伝統文化を大切にし、受け継いでいくことが非常に重要であることを深く理解しています」と語った。

　小学校校長「道徳を軽視すれば、人類に未来はありません」

1月6日夜に埼玉市の大宮ソニックシティで神韻公演を観賞した小学校校長の太田氏（大紀元）

　小学校校長の太田氏は、神韻公演を観賞後、強い共感を覚えた。「神佛は天上から降臨し、人間に文化をもたらしましたが、現代の人々はそれを忘れ、進歩が止まってしまったかのようです」

　校長の太田氏は、道徳の重要性を強く感じ「日本のような災難が多い国で、特に現在世界各地で戦争が頻発している中で、もし私たちが再び道徳的な人間となり、世界や他人のために行動しなければ、人類には未来がなく、滅亡する可能性もあります」と語った。

　太田氏は神韻ダンサーのレベルの優れたダンス技術について「水平および垂直の回転、後方回転などの高難度な動作は、まさに驚嘆に値します。私は、ダンサーたちの驚異的な身体能力とチームの結束力を感じました。一人一人の動きが完璧に調和していました。天女が降りてきたような美しさに、心を動かされました。これは本当に素晴らしい（演出）です。内容だけでなく表現力も感動的で、深い感銘を与えられました」と絶賛した。

　運送会社社長「歴史の全ては神によって掌握されています」

　運送会社社長の大東氏は、神韻公演を観賞後、中国古典舞踊の優美さに言葉も出ないほど感動し「神の舞の美」という比喩がぴったりだ、と絶賛した。

　「その動作のしなやかさと滑らかさは、これまで見たことがないほどで、内面から現れ出る美しさは言葉で表現できないほどです。内面から現れ出る美しさは、動作や舞う姿を通して表現され、見る人の心に伝わってきました」。大東氏は、演出が予想以上に素晴らしい、ということを語った。

　大東氏は、公演を観賞するとまるで夢から覚めたかのような悟りを得られる、ということを語り「今の世界には、さまざまな歴史観が存在し、各国家はそれぞれ独自の視点を持っています。しかし、結局のところ、歴史の全ては天または神によって掌握されています。この視点から歴史を振り返ると、まるで夢を見ているかのような感覚に襲われます」と語った。

　同時に、大東氏は人類は常に神の保護を受けていると考え「この点は、古今東西変わることなく、人として大切なのは、自身の『心』を守ることです。これは、あらゆる種族や国家に共通するものです」と語った。大東氏は、この心こそが神への深い敬虔な憧れ（訳注：神への崇拝と畏敬の念）である、ということを語った。

　中国人の観客「全世界は真・善・忍を必要としています」

1月16日夜に大阪のオリックス劇場で公演を観賞した趙さん（新唐人）

　中国人の趙さんは、神韻を観賞後に心を激しく動かされ「これは絶対に人間が演じることできるものではありません」と語った。「舞台上はまるで仙人と仙女たちのようで、この曲は天上から聞こえてくるかのようで、この踊りも天上から舞い降りてきたかのようで、彼らの背後には必ず神のご加護があるはずです」

　趙さんは自分が大きく変化していると感じた。「この公演は、私の内面から外側へと大きな変化をもたらしました。それは、心を揺さぶるような変化でした。人をここまで大きく変えることができるものは、純粋で善であり、美しいものであるに違いありません。ですから私はとても感動し、驚嘆し、さらに未来に希望を感じました」

　趙さんは、善について「人は生まれつきどんな条件であっても、善良な心さえあれば、未来は必ず明るくなります。世界には様々な預言があり、私たちの周りでも様々な災難が起こっています。一番の理由は、全世界が本当に善を必要としているからです。世界には真・善・忍が必要です」と新たな理解を得た。

　最後に、趙さんは再び「この公演は、すべての人々に深い感動を与えました。全世界がこのような美しさを求めています」と神韻への感謝の気持ちを語った。

　公演の詳細情報やチケット購入については、神韻公式サイトを参照：www.shenyun.org。

　　（完）