【明慧日本2024年2月8日】山東省濰坊市(いほうし)在住の法輪功学習者・李秀珍さん(70代女性)は、法輪功を実践したとして、中国共産党当局に懲役3年の不当判決を言い渡された。李さんは上訴している。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
李さんは2023年9月7日、市場で人々に法輪功について話したとして、恒安派出所の警官に連行された。警官は同日中に釈放したが、李さん宅の外で張り込み、1カ月以上にわたって李さんの日常行動を監視した。11月21日、警官は再び李さんを連行し、家宅捜索した。
警察は直ちに李さんの事件を坊子区(ぼうしく)検察庁に提出した。同庁は李さんの逮捕を許可し、起訴した。そして坊子区裁判所は、家族に通知することなく、李さんの裁判を行った。李さんは2024年1月初めに判決を受けたが、濰坊市中級裁判所に上訴した。
過去の迫害
2009年10月16日、李さんは自宅で掃除中に坊子区警察の警官に連行された。家宅捜索され、李さんの法輪功の書籍やその他の私物が押収された。そして李さんは警察に5,000元の支払いを強制された後、翌日釈放された。
2014年4月13日、李さんと他の2人の法輪功学習者は市場で法輪功について人々と話していたところ、再び連行された。
2019年5月27日、コミュニティの職員らが李さんに嫌がらせをした。
2019年8月23日、李さんは人々に法輪功について話したとして通報され、再度連行され、水庫路拘置所に拘禁された。