　【明慧日本2024年3月1日】元宵節の2月24日、イギリス・ロンドンのチャイナタウンは艶やかな装飾で楽しい雰囲気に彩られており、お祭りの雰囲気に惹きつけられた人々がひっきりなしに訪れていた。イギリスの法輪功学習者（以下、学習者）も24日、この賑やかな観光名所で法輪功を紹介し、中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害事実を伝えた。迫害の実態を理解した多くの市民や観光客は、法輪功を支持する反迫害署名用紙に署名した。

法輪功の活動拠点の前で、足を止めて法輪功について詳しく尋ねる市民

パネル資料を読む人たち

　中国の観光客、「私たちは法輪功迫害の真実を知っており、あなた達を支持します！」

　北京のメディア業界で働いていたという張さんは、法輪功の活動拠点に立ち寄り、「中国では、中共の支配下にあるメディアが捏造するのが普通であることを知っています。『天安門焼身自殺』事件のようなフェイクニュースがどのようにでっち上げられたのかを理解しています」と学習者に話した。張さんは元宵節を祝うため、イギリスに留学したばかりの息子と両親を連れてチャイナタウンを訪れていた。張さんは、「法輪功のことをもっと知りたいです」と言った。

　アメリカに行ったことのある張さんは、「息子が政党弾圧のない普通の社会で暮らし、役に立つ人間になることを願うと同時に、中国古来の知恵である仁、義、理、智、信、そして温厚、善良、尊敬、倹約の美徳を持ってほしいと願っています。『善行を積み重ねる家庭は祝福される』という諺があります。伝統的な価値観を取り戻し、神に懺悔し、神の加護を祈ることによってのみ、私たちは困難な時期を乗り越えることができるのです」と話した。

　張さんの息子は学習者に、「なぜ中国政府はあなた達を迫害するのですか？」と尋ねた。学習者は、「当時中国では1億人もの人々が法輪功を学び、真・善・忍の原則に従って良い人を目指しましたが、中共の前指導者である江沢民は、学習者の数に嫉妬し、中共の支配を脅かすという口実で、法輪功に対して残酷な迫害を発動しました。以来、学習者はずっと平和的、理性的、非暴力的に迫害に反対してきました」と説明した。

　最後に張さんは、「なるほど、法輪功は佛家修煉法であり、学習者はみんな優しい人です。今日の交流はとても楽しく、また見に来ます」と話した。張さんの母親も、「私も、あなた達の話を聞くのが好きです。あなた達の話を聞くと、頭の悪いものが取り除かれてすっきりします。孫も恩恵を受けているので、将来、いい人になってほしいです」と言った。

　スペイン人医師、「座禅と煉功は心身の健康に良い」

　スペインのゲルメ医師は、「スペイン駐在員として1年間中国で働いていた友人がいます。友人は、『中共政府が法輪功を弾圧しており、すべての訴追が始まったときに自分はそこから出ようと考えています。迫害は間違っています』と言っています」と話した。それ以来彼女は法輪功に注目するようになったという。

ゲルメ医師（左）

　ゲルメ医師は、「座禅や煉功は非常に良い考えと生き方です。中共がなぜこのような人々に煉功をさせないのか理解できません。人々は信仰の自由と個人の自由を持つ権利があるからです」と述べた。

歯科学部大学生ティ・モさん（右）と同級生

　歯科学部の学生ティ・モさんは、「中国の強制労働収容所で何が起きても、中共が罪のない人々に何をしても、それは止めるべきです。それは邪悪で非人道的な行為だからです」と署名の後に話した。

　また、ティ・モさんの同級生は、「迫害に反対する署名は、私たちの人道的支持の行動であり、あなた達はすべての道徳規範の確立に大きく貢献していると思います。私たちは、迫害の事実を広める手助けをします」と言った。

　イギリスのアーティスト、「迫害しないで、親切にすべき」

　アーティストのヴィクトリアさんは、「私はチベットの人権救済に積極的に関わっており、中共が信仰を持つ人々を迫害することがいかに残酷であるかを知っています」と言った。彼女は目を潤ませながら、「中国国内はもちろん、世界各地で多くの人々が苦しんでいることに心を痛めています。迫害はいけないことです。他人に親切にしましょう」と呼びかけた。

ヴィクトリアさんと娘

　ヴィクトリアさんは、定期的に瞑想の祈りを捧げて、苦しんでいるチベットの人々を助けたいと願っている。そして「学習者が信仰ゆえに迫害されていることを国会議員に手紙を書き、友人や親戚に迫害の実態を広めたいです」と言った。

　ヴィクトリアさんは、学習者が静かに煉功するのを見て大きな関心を示し、法輪功のウェブサイトの煉功場所や、電子書籍について尋ねた。特に『轉法輪』の中に書いてある善業と悪業の原理に賛同したという。

　アメリカ人観光客、「署名させてください」

　IT業界で働くムハンマドさんは、友人たちとパネル資料を読んだ後、「署名させてください！　署名は迫害によって自由や権利を失った人々を支援するものであり、誰もが生きる権利を持っべきです。これらの被害者の人生が、このように続くべきではありません」と述べた。

ムハンマドさんと友人たち