【明慧日本2024年3月24日】山西省太原市の法輪功学習者・申国勝さん(47歳男性)は、法輪功を実践したことで2023年5月に晋中刑務所に拘禁された。6カ月以上、申さんは家族との面会や電話を当局に禁じられている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
2021年12月29日、数人の私服警官が地域の診療所で働いている申さんを連行した。
2022年2月、申さんは太原市第二拘置所に拘禁され、4月に起訴された。
2022年12月12日に申さんは迎沢裁判所に懲役3年8カ月の不当判決と5,000元の罰金を言い渡された。申さんは太原市中級裁判所に上訴したが、棄却された。
2023年5月、申さんは晋中刑務所に拘禁された。家族は面会を要請したが拒否された。刑務所は、信仰を放棄することを拒否した法輪功学習者は家族と面会したり電話したりすることを禁止したと告げた。家族は手紙を書くことだけが許された。
2023年9月、申さんは刑務所側の要求に応じて、家族の銀行口座などの資料を提出した。しかし、刑務所は2023年11月までに申さんのために銀行口座の手続きをしていなかった。申さんの家族は刑務所に何度も電話をかけたが、まだ問題は解決されていない。その結果、申さんは依然として刑務所内で日用品を購入することができない。
申さんは医者であり、1996年から法輪功を実践し始めた。申さんを連行した地元の迎沢派出所の警官・張皓の調査により、申さんは家庭でも職場でも、あらゆる人との人付き合いが良く、皆からもいい人だと認められていた。申さんは法輪功への信念を堅持しているため、2020年、当局に懲役5年の不当判決を宣告されている。