文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年4月7日】私は、26年前に法輪大法を学び始めました。2022年末に郊外から都会に移り住み修煉環境が変わりました。私はどこに住んでいても他の修煉者と一緒に修煉したいと思いました。
私は、同修たちから街の雰囲気が騒々しくて忙しく、生活のペースが速いため、物事に集中するのが難しいと聞いていました。
家族が引っ越してからやるべきことがたくさんあり、修煉を最優先に考えようと自分に言い聞かせました。法を読む前に家事をすべて終わらせなければ、疲れすぎて本を手に取ることも、読んだ内容を理解することも出来なくなります。
私は、法の勉強を優先にすることにしました。私は正念をより長く、より頻繁に送り、周囲の環境や人間の観念に気を散らされることを拒否しました。境界線を引いて、自分が何をしなければならないのかを考えることを拒否していたのは、それを認識すると自分を制限してしまい、考え方によっては環境が変わってしまうことが分かっていたからです。
私は地元の学習者たちと連絡を取り、地元の学法に参加するようになりました。都会の環境や賑やかな雰囲気は私には影響しませんでした。
私は、長年法輪功を修煉してきましたが、夫は大法と縁があるようには見えませんでした。彼は楽しい時には私が修煉することに何も言いませんが、機嫌が悪いときは反対しました。彼は特にお酒を飲んだ後、私と喧嘩を始めました。最近では、何も問題が見つからない場合、彼は何年も前にあったことを言い出して、私が最も傷つくような言葉を口にします。
私が説明しようとすると、彼は私が言い訳をしていると非難しました。私が黙っていると、彼は私が頑固だと言いました。彼は大法に対して否定的な言葉も言いました。私はこれらの状況に疲れ果てたように感じました。同修たちは私の状況を知っており、励ましてくれました。
2022年8月のある日、学法から帰った後、夫が私にどこに行ったのかと尋ねました。彼が酔っていることに気づき、私は法を勉強していたと言いました。彼は私に質問し、どこに行ったのか、なぜそんなに長い間不在だったのかを知りたいと言いました。私は辛抱強く説明しましたが、それは彼をさらに怒らせ、嫌味を言うだけでした。彼は私が浮気をしているとも言いました。彼の心がはっきりしていないのを見て、私は説明をやめて正念を送りました。彼はすぐに眠りに落ちました。
2日後、階下の修煉者から電話があり、その日、学法に参加できないと告げられました。私たちが話しているのを見た夫は、また酒を飲み始め、ひどい言葉を言いました。彼は荷物をまとめ始め、家を出ると言いました。私は彼を呼び止め、今後はもっと思慮深くなる様に努めますと言いました。彼はようやく立ち止まりました。
しかし、翌朝6時半頃には口が曲がって垂れ下がっていました。彼の言葉はほとんど理解できませんでした。私はすぐに病院に連れて行きました。彼はMRIとCTスキャンをした後、治療を受けました。2日後には良くなりました。医師は彼にスキャン画像を見せて「血管はほぼ完全に塞がっていますが、画像で見るよりは状態は良いようです」 と言いました。
彼は足を動かすことができ、口は正常に戻りました。私は、彼は法輪大法のポジティブなエネルギー場の恩恵を受けているに違いないと思いました。
夫が退院した後、ある修煉者は、夫が法輪大法を修煉する機会だと教えてくれました。私はいつも、彼が私の修煉に反対しなければ感謝するだろうと思っていたので、彼が修煉することになるとは夢にも思いませんでした。
別の修煉者が夫が脳卒中だったと聞いて見舞いに来ました。彼女は法輪大法の事実を彼に話しました。私の夫は中国共産党の影響を強く受けていました。私は何度も彼に事実を明らかにしようとしましたが、彼は聞く耳を持ちませんでした。修煉者は4時間にわたって彼に語りかけ、彼女の個人的な経験、中国の歴史、科学、伝統的価値観などについて語り、ついに彼の心を開かせました。私は彼の観念と彼の理解を妨げる共産主義の邪霊を取り除くために正念を送りました。彼は彼女が話すのを注意深く聞きました。
彼女が去った後、私は彼と少し話をしましたが、私たちは再び意見が合わなくなり始めました。自分の不満が表面化したと感じたとき、私は立ち止まりました。
その夜、同修たちと学法したとき、師父は次のように説かれました。
「ある日、嘘発見器を一本の植物につないだ彼は『さてどんな実験をやろうか? 火でその葉を焼いたら、どんな反応があるのか』と考えました。彼がこう考えただけで、まだ火をつけてはいません。それなのにその電子ペンが急速に振れだし、人間が『助けてくれ』と叫ぶ時にしか見られないような曲線を描き出しました。この超感功能は、昔は他心通と呼ばれ、人間の潜在能力で、本能でした。今日の人類にはそれらがみな退化してしまっているので、改めて修煉し、返本帰真して、先天的にあるはずの本性に戻って、はじめてそれらを持つことができます。しかし植物はそれをもっているのです。あなたが何を考えているか植物は知っています。不思議に聞こえるかも知れませんが、これは実際に行なわれた科学実験です」(『轉法輪』)
師父は私と夫との関係がなぜこんなにも悪かったのかを教えて下さいました。それは私が彼に対して強い否定的なイメージを持っていたからです。植物でも物事を感知できるなら、人間の能力はさらに高まります。私たちの観念は別の次元で戦っていたに違いありません。言わなくてもお互いを見下していました。
私は彼や他の人についての否定的な概念を取り除くことにしました。師父は私の決意を見て、これらの否定的な考えを取り除くのを助けて下さいました。
私が変わったら夫も変わりました。どれだけ離れていても、彼は何も悪く言わず、むしろ優しく接してくれました。師父、20年以上私を悩ませてきた困難を乗り越えさせて下さり感謝いたします。
ある日、私は彼に「大法についてもっと知りたいですか?」と尋ねました。「私と一緒に法を読みませんか? 私が眠らないように見守っていてください」と言いました。驚いたことに、彼は喜んで同意してくれました。
それ以来、私たちは毎日1、2回『轉法輪』を読んでいます。彼は私たちの修煉を真剣に扱ってくれます。それは私の予想を超えています! ありがとうございました!
法輪大法の煉功を始める前、私はすべての決定は家族内で行うよう主張していました。私は物事を常人の基準で測っていたので、家族関係でつまずき、夫との問題を解決する機会を何度も失いました。
私は、自分の修煉状態が修煉環境にどのような影響を及ぼしているのか、そして自分の観念がどのように私の向上と衆生を済度する力を妨げているかについて、厳しい教訓を学びました。法輪大法の弟子として、私たちには大きな責任があります。私は法をよく学び、しっかりと精進しなければなりません。
私は同修の皆さんの誠実で献身的な支援に深く感謝しています。今までを思い返すと、私の心は感謝の気持ちで一杯で、一緒に歩んでこられた過程を大切に思っています。