【明慧日本2024年4月12日】ルーマニアの法輪功学習者(以下、学習者)は3月16日、首都ブカレストのミリタリ地区のショッピングセンター前に法輪功迫害の真実を伝えるパネル資料を設置し、中国共産党(以下、中共)による迫害の実態を市民に伝えた。
法輪大法の真・善・忍の基準と、24年間にわたる学習者への残酷な迫害の実態が書かれた横断幕に、多くの通行人がこの光景に引き寄せられ、法輪功の資料を受け取り、学習者たちの固い意志を支持すると言った。
設置した法輪功ブースで迫害の実態を伝える学習者 |
定年退職した教師、「法輪功を学びたい」
今年66歳の元教師のニシュ・パウラさんは、法輪大法の美しい功法音楽に注目し、長時間功法実演を見ていた。そして、法輪功について詳しく学習者に尋ねた。
パウラさんは法輪大法の基準に感動し、自分の人生に平穏を見出すことができると信じている。「私も学習したいです。『轉法輪』を読んで、法輪大法についてもっと情報を得たいです。私たち誰もが、体内の圧力とネガティブなエネルギーを解放する必要があるからです」と話した。
元教師のニシュ・パウラさん |
中国の学習者が信仰のために迫害されていることを知って、パウラさんは衝撃を受け、中共の行為に憤慨した。「まず第一に、私は暴力に反対です。私は中国で起こっていることに同意しません。それは非人道的であり、そうするべきではないからです。中国の学習者たちに、逆境に直面しても『強く立ち向かってください』と伝えたいです」
「どんな状況でも、私たちは人を恐れるべきではありません。私は、中国の学習者に、抵抗し続け、迫害を恐れずに進んでほしいです。そして、自分の権利、真実、正義、信念を守り続けるべきです」と話した。
また、パウラさんは学習者から法輪大法の基準が書かれた4つの小さな蓮の花の飾りをもらい、「友人に贈ります」と言った。
30代の2人の女性が法輪功のブースにやってきた。そのうちの1人は妊婦だった。彼女たちは、「ルーマニアにこんなに素晴らしい功法があったのですね」と嬉しそうに話した。
女性が法輪功の集団煉功拠点について尋ねた。女性は「集団煉功拠点には、非常に大きなエネルギーがあるに違いありません。煉功する時の状態は喜ばしいものでしょう」と言った。煉功拠点を学習者から教えてもらった女性は、「私は、ブカレストのマイカエル一世国王公園の屋外の集団煉功拠点に行くつもりです」と話した。
3歳の女の子の母親も、「初めて法輪大法を聞きました。法輪大法は素晴らしいです。なぜなら、それが道徳的な価値をもたらすからです」と言った。
しかし、心性を高めようと努力している学習者たちが中共の残酷な迫害を受けているという事実に、彼女は心を痛め、「中共による法輪功への残酷な迫害についてもっと知るべきです」と述べた。
法輪功について聞いている親子 |
ルーマニアの人々が反迫害を支持
多くのルーマニア人が中国の学習者に同情し、彼らに信念を貫くよう励ましていた。
48歳のオアナさんは、以前から中共による法輪功への迫害について聞いており、世界中の人々が共に中共の行為を非難すべきだと考えている。
また、オアナさんは「あそこで何が起こっているかを人々に理解させることが重要です。被害者を支援するために何か行動を起こすことも重要です。中共による法輪功への迫害を非難する声を集めることができれば、世界中の人々が行動を起こして、迫害を防ぐことができるかもしれません」と述べた。彼女は中国の学習者が信念を捨てないように願っており、「彼らに善良は最終的に勝利し、世界の正義なるエネルギーが彼らを前進させる手助けをすると信じています」と述べた。
77歳のエレナ・ドブラニチさんは、中国で起こっている迫害は「非人道的」であると考えている。 「これは非常に醜く、無情で、常識を欠いたことです。これは無神論の共産主義者が行っている行為です」と言った。
エレナ・ドブラニチさん |
ドブラニチさんは、「中国の学習者のために祈ります。私たちは平和と調和がどこにでも存在するよう祈っています。それがルーマニアであろうと、中国であろうと、世界中のどこであろうと」と述べた。