【明慧日本2024年4月20日】イタリア北部の都市ヴェローナでイタリア外相と中国政府のビジネス代表団が4月11日~12日の2日間、「中伊ビジネス対話フォーラム」を開催した。 イタリアの法輪功学習者(以下、学習者)はイベント期間中、市民や観光客、各界の人々に、中国共産党(以下、中共)による25年にわたる法輪功迫害の真実を伝え、迫害をやめさせるように呼びかけた。元イタリア国会副議員のヴィト・コメンチーニ氏も来場し、支援と声援を表明した。
ヴェローナの有名な史跡であるアレーナ・ディ・ヴェローナ隣の多くの人で賑わう広場で開催されたこの広場は、地元市民はもちろん、世界中から散策に訪れる観光客でいつも賑わっている。シェイクスピアの代表作のヒロインのジュリエットの家が近いこともあり、広場は毎日高校生や若者で賑わっている。
4月11日(木)、学習者がヴェローナ旧市街の中心にあるブラ広場で、「法輪功への迫害を止めろ」「法輪大法は素晴らしい」と書かれた横断幕を広げると、多くの人が横断幕を見て足を止め、法輪功の情報を得ようとやってきた。自発的に学習者に話しかける人もいれば、法輪功についてもっと知りたいと言った人もいた。学習者は、中国の法輪功に対する迫害について詳しく話した。
4月11日、ブラ広場で横断幕を広げる学習者 |
元イタリア代議院議員、迫害に反対する法輪功を支持
サミットの期間中、元イタリア代議院議員のヴィト・コメンチーニ氏が支援と声援を表明するために来場し、「私は、代議院議員としてローマでお会いする栄誉を得ました。中国の生きた臓器摘出と違法な臓器売買に反対し、糾弾しているボランティア(法輪功学習者)への声援を示すためにここに来ました。私は、彼らが重要な文明と自由のために働いていることを理解しています。これが私が今日、ここに来た理由です」と述べた。
元イタリア代議院議員ヴィト・コメンチーニ氏 |
続けてヴィト・コメンチーニ氏は、「各組織やメディアが法輪功学習者を注目し、彼らの声を届ける機会を与え、自国での自由、伝統、価値観を再発見したいと願うすべての中国人を保護することを望みます。ですから、この迫害事実を伝え、努力を続けているすべてのボランティアと、すべての人々に感謝します」と語った。
元外務大臣、元大使、終身上院議員のジュリオ・テルツィ氏も、法輪功への迫害に注意喚起するツイートをしている。(Xのスクリーンショット) |
学習者の活動に、多くの若者が集まった。彼らは内容を知りたがっており、近づいてきて学習者の話を注意深く聞き、中国で起きている迫害の真実と法輪功とは何かを知ると感謝した。
2人の男性が足を止め、中国の状況について具体的な質問をした。学習者の説明を聞いた後、男性は深い感謝の意を表した。
イタリア人女性「法輪功に関する資料を読んでみたいと思っていました」
当日、多くの人々が署名した。女性が署名した後、学習者が女性に法輪功に関する資料を渡したところ、女性は「資料を読んでみたいと思っていました!」と言った。
学習者に法輪功についての情報を尋ねる人々 |
法輪功の功法を学んでいる男性 |
若い男女が立ち止まって、学習者たちの動きを見守りながら多くの質問を投げかけてきた。学習者は二人に、「真・善・忍」の教えに従って、いかに心身に恩恵をもたらしたかについて、熱心に説明し、自らの体験やエピソードを話した。すると二人は、「生きた臓器摘出と煉功はどんな関係があるのですか?」と質問した。男性は学習者から「法輪功学習者が煉功した後、健康を取り戻したのですが、健康な臓器を手に入れるために連行されたのです」と聞いてショックを受けた。男性は「法輪功の功法に興味があります。法輪大法のウェブサイトを閲覧して勉強したいです」と言った。
4月12日(金)、中国代表団が参加したヴェローナ博覧会の場外で、地元の学習者たちは博覧会に参加する人々に真実を伝え、迫害事実を暴露するために2回目の活動を開催した。
横断幕を広げて参加者に迫害事実を伝える学習者 |
会場に集まった政治家や上流社会の人々の中には、質問するために前に出てくる人もいた。 また、メディア関係者も学習者に質問し、中国での迫害の実態を知った。
当日、イタリア法輪大法学会はローマの人権総局に接見された。学習者たちは、1999年以前のわずか数年間、中国で伝え出された法輪大法について、また何億人もの人々が法輪大法を修煉していること、法輪功がいかに人々に「真・善・忍」を教え、道徳を向上させるか、法輪功を修煉することによって、いかに病気を取り除き、健康を増進させるか、いかに人々と社会に利益をもたらすか、中共による25年以上にわたる法輪功迫害の実情について、詳しく話した。