【明慧日本2024年4月24日】南米コロンビアのメデジン市(注)にあるポンティフィシア・ボリバリアーナ大学とCES大学では2012年以来、法輪功の学習者(以下、学習者)が法輪功講座を開いている。ここでは、専攻の異なる多くの学生が法輪功について学ぶ。そして煉功によってエネルギーと内面の平穏を感じるとともに、中国共産党(以下、中共)による迫害、特に学習者から強制的に臓器を摘出するという犯罪を知り、衝撃を受ける。
大学で開かれた法輪功講座 |
ホロコーストのようなことは再び起きてはいけない
医学部のヴァネッサさんとマリア・パウラさんは、2月27日の法輪功講座に参加した。二人は、初めて法輪功への迫害を知り、とても驚いた。マリアさんは、この迫害が第二次世界大戦下のホロコーストを想起させるという。「本当に悲しいことです。ホロコーストで起きたことは、誰もが歴史として知っています。同じ轍を踏むべきではありません。(それなのに)こうした状況が再び起こっていて、政治的、経済的な理由から、少数の人々の利益のために多くの人々が沈黙しています。彼ら(学習者)は誰にも害を与えることなく、人々に身体と心の健康をもたらします。(迫害は)非常に悲しいことです」
法学院の学生セルジョさんは、3月5日の講座に参加した。彼は中共が学習者の臓器を強制摘出する罪について「生命を尊重せず、個人を尊重しない」と述べた。「臓器の提供を希望することと、臓器の提供を強制されることは別のことです。共産主義下では人々の命が脅かされ、人権が侵害されています。とても深刻です」
第二功法を学ぶ学生 |
第一功法を学ぶ学生 |
煉功後の穏やかさを体験
学生は法輪功の第一、第二功法を学び、煉功後の感覚を体験した。マリア・パウラさんは「肩の重たいものが取り除かれたように感じた」という。
生物系の学生であるサラさんは、4月8日の講座に参加した。彼女は、功法が気持ちを落ち着かせ、睡眠の質を改善してくれたという。「この功法は私をリラックスさせてくれます。落ち着いて、穏やかな気分になりました。もっと煉功して法輪功の修煉者になりたいです」
生物系のサラさん |
サラさんは煉功後の素晴らしい感覚を振り返り、開講に感謝した。「心身に良い効果がありました。とても嬉しいです」。そして「私たちは、迫害に驚きました。とても悲しい、恐ろしいことです。私は、この迫害を他の人にも伝えたいと思います」と語った。
左から生物学と生態学専攻するメリッサさん、ジュアニタさん、セバスチャンさん、ソフィアさん(手に紙製の小さな蓮の花を掲げる) |
(注)コロンビアで2番目に大きな都市で、アンティオキア県では学問や商工業、科学技術において重要