【明慧日本2024年5月3日】遼寧省灯塔市(とうとう-し)在住の法輪功学習者・崔栄さん(女性)は、法輪功を学んだため、2023年5月、中共当局に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡された。その後遼寧省第二女子刑務所に拘禁されて以来、継続的に虐待を受けている。崔さんは法輪功の教えを放棄することを拒否したため、家族の面会も拒否され、日用品の購入も許されなかった。看守らはまた、崔さんに午前7時~午後7時まで重労働を強いたが、十分な食事を与えなかった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
2021年12月8日に遼陽市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)とその傘下の白塔区国保、文聖派出所の警官は、民家で崔さんを含めて7人の法輪功学習者を連行した。
灯塔市裁判所は、2022年6月21日、6月30日、12月12日、12月19日に7人の学習者に対して4回の裁判を開廷し、2023年5月頃、そのうちの5人に不当判決を下した。崔さんには懲役3年6カ月、趙俊蘭さんには懲役3年が言い渡された。李英さんには懲役1年6カ月、趙俊成さんには懲役2年、妻・鮑鳳芝さんには懲役1年4カ月が宣告された 。王存波さんと里培新の事件は証拠不十分のため警察に差し戻された。
崔さんは控訴したが、2023年6月に遼陽市中級裁判所に原判決を維持する判決を下された。2023年8月1日に遼寧省第二女子刑務所に拘禁された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)