【明慧日本2024年5月7日】四川省峨眉山市の法輪功学習者・王萍さんは今年4月30日、市裁判所によって裁判が開かれた。王さんは懲役3年6カ月、罰金5000元(約10万円)の不当な判決を宣告された。
2022年4月12日、王さんは警官に身柄を拘束され、家財を押収されたが、その後一時解放された。6月22日、警官は再び王さんに「三書」を書かないとすぐに家宅捜索をすると脅かした。
2023年4月12日、警官は王さんの一時保釈を解除し、いわゆる『住居監視決定』を下した。10月11日午前、王さんはコミュニティーで国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の私服警官に不当に連行され、検察庁に連行された。1時間あまり経った後、王さんは公安局に起訴されたと告げられ、『起訴通知書』、『住居監視対象者の義務通知書』、『求刑・減刑制度通知書』、『被疑者の控訴権利と義務の通知書』を渡された。その後、王さんは家に帰された。
2024年2月12日、警官2人は専用のカムコーダを持って王さん宅を尋ねた。王さんは勝手な撮影を止めさせ、2人の名前と用件を聞いた。2人は苗字しか名乗らず、人格調査のために来たと答えた。続けて王さんに「一人暮らしですか? 出かけるときはいつも徒歩です、か自転車ですか」と聞きながら、リビングを一周見回して「『轉法輪』はある?」と聞いた。王さんは「この前の家宅捜索で押収されました」と答えた。
4月30日、峨眉山市裁判所は王さんに対して裁判を行い、上記の判決を宣告した。情報筋によると、王さんはこれまで2回開廷されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)