【明慧日本2024年6月18日】四川省遂寧市(すいねいし)在住の法輪功学習者・趙燕さん(78歳女性)は、法輪功を実践したことで起訴された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2023年11月17日、趙さんは、娘の住む成都市から帰宅するため電車に乗る予定だったが、駅での保安検査を通過する際に、警備員が趙さんの荷物の中に真相紙幣とUSBカードを発見した後、趙さんを駅内の派出所に連行し、尋問した。
警察は趙さんの娘を呼び出し、趙さんを遂寧市まで送り届けるのに同行するよう命じた。成都警察の6人の警官らは保釈前に趙さんの自宅を家宅捜索した。
2023年12月5日午前10時過ぎ、2人の女性警官が趙さんの自宅のドアをノックし、そのうちの1人が携帯電話を取り出して趙さんの写真を撮り始めたという。
2人の警官は立ち去ったが、すぐに趙さんの息子に電話し、母親が法輪功資料を配布するために外出しないよう注意するよう警告した。また、警官は趙さんに月に1回電話をかけると述べた。
成都警察は2023年12月11日に趙さんの娘に電話し、出頭して書類に署名するよう命じた。
2024年4月17日、男性警官2人と燕市街委員会の2人の職員が自宅で趙さんに嫌がらせをした。彼らは趙さんのルーターの写真も撮り、趙さんの状況を尋ねるために時々趙さんの息子に電話をかけた。
成都警察は趙さんの案件を成都鉄道交通検察庁に提出し、すぐに起訴した
趙さんは長年にわたり地元警察からの嫌がらせにさらされ、夫は常に恐怖の中で暮らし、2023年に亡くなった。1人暮らしの趙さんは、重度の目の病気と動きが不便である。