【明慧日本2024年6月22日】(台湾=明慧記者・夏昀、田慧)2024年6月15日から16日にかけて、台湾全域の法輪功の補導員が台北市の劍潭青少年活動センターで、毎年恒例の学法と交流を開催した。 補導員たちは、日常生活における実践的な修煉の体験や、各地域の協調の仕事を担う際に、いかに大法をもって言動の指針とし、全体的な環境を維持し、全体的な向上につなげたかについての定見を分かち合った。
6月16日早朝、建潭青年活動センターの芝生で煉功する補導員たち |
16日の午後には、補導員が一堂に会して交流を行い、多くの補導員は、仕事をよりよく着実に実施するために、互いに促し向上するべきだとし、各自が受けた恩恵を分かち合った。 その中の何人かは、グループ全体がより良い修煉環境になるためには、どんな時でも自分の内に向けて探して修めることが大事だと話し、そして全体の雰囲気が良いことについて話した。
6月16日午後に行われた全体学法と交流の様子 |
より良い環境を創り共に向上する
高雄から参加した琇容さんは、地区内で多くの学習者が学法と交流に参加するように導き、心性を修める体験を分かち合った。 地区の協調人である琇容さんは、最近、一緒に学法や交流する学習者の人数が減っている情況に気づき、彼女は自分をみつめ直し、自分を含めて地区の補導員が向上する必要があると認識した。 そこで彼女は、地区の補導員たちの学法を強化し、心性について交流し、内に向けて探した。琇容さん は、「この過程で、自分の向上がとても速かったのです」と語った。
彼女は自身の内に向けて修めた例を挙げた。 最近、高速道路を運転中、突然ブレーキが効かなくなり、緊急事態の中、突然ある力でハンドルが切られ、中央車線まで車を走らせ、後続車がいなかったので事故を回避したという。 琇容さんは、「助けてくださったのは師父でした」と分かった。 帰宅後、彼女は、「偶然なことはない」と自分の内に向けて探し、どこに問題があったのでしょうか。 探し続けた結果、彼女は長い間、運転するときはいつもスピードを取り締まるカメラを探知する機器を使い、そのカメラがないときは制限速度をオーバーしていたことに気づいた。「これは間違っている、自分は実修する修煉者であり、『真』の状態に達しなければならないと認識しました」と言った。
彼女はまた、交流の中で、自分が法に対して感性的な(師父の守護に感謝)理解から、理性的な(自分が法に符合していないところを見つける)理解ができるようになったこと、どのように向上したかについて学習者と分かち合った。そして彼らを励まして自分ら心性を修める体験も交流するようにした。 このように絶えず生活の中で内に向けて探した体験を交流することで、学習者も自分の修煉体験について積極的に話すようになったという。
そして、このような学法と交流は他の補導員まで拡大し、グループ学法の前進を導いている。琇容さんによると、多くの学習者は、内に向けて探すことがさらにできるようになり、自分を修めるようになったという。 「法を学びに来る人の数が増え、交流の雰囲気も良くなりました。 地区では昼間の学法時間を設けただけでなく、学習者の要望で夜の学法時間も設けました」「今、皆さんは法を学ぶこの環境が好きで、もっと積極的に交流するようになりました」と琇容さんは語った。
内に向けて探す機制を形成し 修煉の環境がもっと良くなる
新北市在住の中鵬さんもまた、全体を導いて向上していき、グループ学法で内に向けて探す機制が形成したあとの変化について語った。 中鵬さんによると、彼は率先して学法グループで内に向けて探す交流を推進し、自分の内に向けて探した過程を何人かの学習者と分かち合い、学習者が自分の体験を分かち合うために事前に計画を立て、グループでの学法と交流への参加を奨励した。一定期間の努力の末、グループの交流は、内に向けて探す機制が形成されたという。
中鵬さんは、内に向けて探す実例を話してくれた。 彼は、普段から物事に対して素早く行うのですが、奥さんは比較的に手が遅く、仕事が忙しいとき彼は、つい癇癪を起こしてしまう。彼は自分のこの良くない性格を直す必要があることに気づき、奥さんに「自分は次回かんしゃくが起きたら、自分で頬を2回ひっぱたくよ」と言った。 ある日、彼はまたかんしゃくを起してしまい、奥さんのところに行って自分をひっぱたこうとしたとき、ある考えが浮かんだ。「妻は僕がかんしゃくを起したことを知らない」と思ったが、彼はすぐにそれが悪巧みだと気づき、奥さんのところに行ってそのことを話し、「パン、パン」と自分の頬を2回叩いた。
中鵬さんは、内に向けて探す機制が形成した後、より多くの学習者が自分の内心の考えをあえて話し、修煉の体験を分かち合うようになり、学習者の心性の向上が見て取れた。 彼は例を一つ挙げ、7~8年間グループ学法に参加していなかったある学習者が、学法と交流に参加して感動の涙を流し、そしてメルマガグループに投稿して、もっと頻繁に学法と交流に参加するように呼びかけ、修煉を向上させる機会がなかったことを悔やんでいるという。また、ある学習者は交流の機会を大切にし、仕事用のノートパソコンをグループ学法と交流に持ち込み、仕事をしながら交流を聞いていたという。
「この場は人を溶錬することができます」と話す中鵬さんは、自然とグループ学法と交流の人数が増えているという。 「全体の修煉環境が良くなれば、多くの時間を費やして協調する必要がなくなりました」と言った。
補導員の責任を大切に
台南から参加した淑珍さんも、全体のための修煉環境をつくる体験について話した。 彼女は、伝染病が流行した後、グループ学法や煉功に参加する学習者の数が減り、状況がますます深刻化していることに気づいた。 彼女はまず自分の内に向けて探し、目の前の仕事に忙殺していたために学習者たちの世話に時間を割いていなかったことに気づいた。 そこで、彼女と他の協調人は、区域内の煉功場の補導員に関心を寄せ、彼らが直面している問題について尋ね回った。
淑珍さんは、この過程で「まず自分自身をより良く修めることで、初めて同修を協調できるのです」と深く悟ったという。だから、「私は自分自身にもっと法を学び、法に従って高めるように要求しています」と話す。
続いて、彼女は新たに地区内の学法と交流時間を再調整し、そして、より質の高い交流を実現するために、事前に修煉体験を交流する学習者を決めていた。彼女はまた、煉功場の補導員のほかに、多くの人に声をかけ学習者に関心を持ち、グループ学法と煉功への参加を励ますよう促したという。
「補導員であることは、師父から授けられた栄誉です」と話した淑珍さんは、「私たちは、学習者たちに安定した、より良い修煉環境を提供したいのです。これが補導員の主な責任です」と語った。
内に向けて探し心性を確実に修める
桃園出身で、メディアプロジェクトで働く安桃さんは、内に向けて探して名利の心を取り除いた体験を語った。 彼女は何年も前、業務統括の職務にあり、当時システムの企画に追われ、ある顧客から先に提案に来てほしいと言われた。 しかし、彼女はその前にシステムの企画を完成させなければならないと思い、彼女は先に顧客に提案することを保留にした。 彼女は内に向けて探したとき、突然自分の問題に気づいた。
これまでの安桃さんは、仕事の同僚が顧客に連絡すれば、彼女は同僚に任せるほど寛大で、自分にはこの方面の名利心がないと思っていた。 しかし、今回、ある顧客から先に提案に来てほしいと言われたとき、彼女は他の同僚に任せようとは思わなかったという。「なぜなら、これは私のものだと思ったからです」と思っていたという。幸いのことに安桃さんは、内に向けて探したゆえに、自分がまだ取り除かれていない名利心があったことに気づいた。