【明慧日本2024年6月24日】河北省唐山市在住の法輪功学習者・呉樹玲さん(50代女性)は、法輪功を学んでいるとして2023年8月、当局に不当に連行された。現在、呉さんは唐山市第一拘置所に不当拘禁されている。2024年3月下旬、呉さんの家族は呉さんから手紙を受け取り、秘密裏に1年間の不当判決が下されたことを彼らが知った。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
呉さんは以前、唐山市第46中学校の物流部門で働いていた。呉さんは 1996年に法輪功を学び、肝臓や心臓の病気、その他多くの健康上の問題からすぐに回復した。
事件の経緯
2023年8月29日、呉さんは、市場で法輪功迫害の事実について人々に話していたとして、王輦(れん)荘郷の派出所の警官らに連行された。呉さんの家も家宅捜索された。
2023年9月12日、2人の警察官が呉さんの家族に、呉さんの逮捕が許可されたと通知した。呉さんの家族は関連書類への署名を拒否した。
呉さんはその後、唐山市第一拘置所の803号室に拘禁されている。
呉さんの家族は呉さんから手紙を受け取った前に、呉さんに関する情報は何も知っていなかった。2024年3月26日付の呉さんの手紙を受け取った彼らは、呉さんが2024年3月22日に裁判にかけられ、懲役1年の不当判決と5,000元罰金を受けたと記していた。呉さんの弁護士は呉さんのために無罪の申し立てを行った。
過去に受けた迫害
2017年8月2日、呉さんが法輪功について人々に話していたと通報され、連行された。呉さんは卑家店鎮の拘置所に15日間拘留された。
2023年2月2日、呉さんは法輪功について人々と話していたところを、3人の私服警察官に尾行されビデオ撮影された後、再び連行された。呉さんの家は家宅捜索され、さらに15日間拘留された。