【明慧日本2024年6月25日】雲南省曲靖市(きょくせいし)在住の4人の女性法輪功学習者・李紅梅さん(45歳)、徐亜梅さん(38歳)、陳忠存さん(70代)、馮志仙さんは、法輪功を学んでいたため、2024年4月19日に、麒麟区(きりんく)裁判所にそれぞれの不当判決を言い渡された。李さんは懲役5年の不当判決と1万元の罰金、徐さんは懲役4年の不当判決と8,000元の罰金、陳さんと馮さんは、ともに懲役2年の不当判決と5,000元の罰金を受けた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2023年7月11日、4人の学習者は、麒麟区警察その傘下の2つの派出所の警官らに連行された。同日または前日には、少なくとも他の6人の地元の学習者も連行された。李さんと徐さんは麒麟区拘置所に連行された。陳さんと馮さんは数時間後に保釈された。
2024年3月19日、麒麟区裁判所は4人の学習者を合同で裁判にかけ、彼らを起訴するには証拠が不十分であると判断し、休廷となった。麒麟区検察庁は彼らに対する訴訟を取り下げる代わりに、警察にさらなる証拠を捏造させた。
4月7日、裁判所は2回目の審理を行い、4月19日に4人の学習者全員に判決を下した。4人の学習者を拘禁する場所は不明である。
4人の学習者に対するこれまでの迫害
2014年11月11日、李さんは不当連行された後に懲役4年の不当判決を受けていた。
2017年6月、徐さんの連行後に懲役3年の不当判決を受けていた。雲南省第二女子刑務所に拘禁された。
陳さんは法輪功への信仰を理由に、これまでも数年にわたり何度も嫌がらせを受けていた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)